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任天堂「スイッチ後継機」に欲しいのは「新しい遊び」? 特許や過去事例から「新要素」を予想

そろそろ発表されるのでは、と期待されている任天堂の次世代ゲーム機。新しいゲーム機となるといろいろな可能性が考えられますが、必要な要素は何でしょうか。今のままスペックアップすること? それとも、まったく新しい遊びを用意すること? さまざまな角度から考察していきます。

任天堂の次世代機に期待!「新要素」はいったいどんなものになる?

Nintendo Switchは発売から約7年経過しており、有機ELモデルが出てからも2年半近く経っている。画像は任天堂公式サイトより
Nintendo Switchは発売から約7年経過しており、有機ELモデルが出てからも2年半近く経っている。画像は任天堂公式サイトより

 2017年3月3日に発売されたNintendo Switchは今でも人気があり、累計販売台数は1億3000万台を越えています。一方で、「さすがにそろそろ次世代機が出てもいいのでは……」という気持ちがユーザーにも芽生えているようです。

 実際、家庭用ゲーム機の前例を見てみれば、そろそろ新しい機種が出てもおかしくないはず。そうなったとき重要になってくるのが「次世代機にどういう新しい要素を入れるのか?」という部分です。

 NINTENDO64であれば3Dグラフィック、ニンテンドーDSであれば2画面とタッチ操作、Wiiであれば新しいコントローラーなど、新しいゲーム機には新たな要素がつきものです。目を引くものがなければ流行りにくいですし、やはり任天堂のゲーム機に求められているのは新しい可能性でしょう。

 この記事では、任天堂の次世代機がどのようなものになるかを過去の事例を交えつつ予測します。

 最初に思い浮かぶのはやはり、「Nintendo Switchの純粋なスペックアップ版」でしょう。PlayStation 4も約3年後に上位版となるPlayStation 4 Proが出ましたし、単に性能が上がるだけでも嬉しいものです。

 ましてやNintendo Switchはスペック不足といわれています。『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』ではオープンワールドを描写しきれずフレームレートが落ちることがしばしばですし、『Apex Legends』のような移植タイトルもグラフィック性能が大幅に落ちるなんてことになっています。

 とはいえ、単なるスペックアップ版は目新しさに欠けてしまいます。ゲームに慣れている人なら喜んで買うでしょうが、子供やゲームに詳しくない人はどうでしょうか? 新しさを感じさせることのできなかったWii Uのように、失敗するリスクも孕んでいるものと思われます。

 何より、任天堂は新たな遊びを中心にゲームを作ろうとする集団でもあります。次のゲーム機はまずスペックアップを果たすでしょうが、それだけで済むとは思えません。では、どんな新しい可能性があるのか考えていきましょう。

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