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『ワンピ』ギア5のルフィがかわいく見える? 新たな敵が「絶望感しかない」と話題に

「ゴムゴムの実」の真の力を開放し、ついにルフィは海賊の頂点に近い四皇の座にまでのぼり詰めました。ほとんど敵なしの状態になったかと思いきや、そう簡単にはいかないようで、物語は最終章に突入してなお、新たな敵キャラクターが目白押しのようです。

世界政府の戦力がヤバすぎる!?

ギア5をもってしても勝てない可能性が? 画像は「Portrait.Of.Pirates ワンピース "WA-MAXIMUM" モンキー・D・ルフィ "ギア5"」(メガハウス)
ギア5をもってしても勝てない可能性が? 画像は「Portrait.Of.Pirates ワンピース "WA-MAXIMUM" モンキー・D・ルフィ "ギア5"」(メガハウス)

 最終章へと舵を切った『ONE PIECE(ワンピース)』は、まだまだ物語が終わる気配がありません。「ワノ国編」では、ついにルフィは最強の海賊であるカイドウを倒しました。しかし、上には上がいるものです。次なる冒険には、絶望的なまでに強大な敵が待ち受けているかもしれません。

※この記事は『ONE PIECE』の単行本107巻以降の内容を含みます。

 かつてマリンフォード頂上戦争において、ルフィの前には海軍大将が大きな壁として立ちはだかりました。その頃はまるで歯が立たなかったルフィですが、この戦いから約2年の時を経て大きな成長を遂げています。太陽の神ニカの力に目覚め、未来島「エッグヘッド」では大将の一角、黄猿(ボルサリーノ)に勝るとも劣らない戦いぶりを見せました。

 四皇にも名を連ね、かつての強敵を超える力を手に入れたルフィですが、クライマックスへ向けた戦いは一筋縄ではいかないでしょう。物語には海軍大将の上をいく実力者が現れ始めており、さらなる苦戦を強いられることになりそうです。

 すでにエッグヘッドでは、世界政府の重鎮である五老星のひとり、ジェイガルシア・サターン聖が戦いの場に降りてきました。その姿は、闘牛のような角を生やし、蜘蛛(くも)のような下半身、そして黒く禍々しいオーラをまとっています。おそらく「悪魔の実」の能力者だと思われますが、加えて彼はダメージを受けても再生する力を持っていました。

 どうも再生能力は、「悪魔の実」とは別の力のような気もします。いずれにせよ、彼らがただの参謀キャラではなく戦闘能力の高いキャラであることが明らかになったため、今後の戦いでは五老星が大きな壁として立ちはだかるでしょう。

 また五老星の上に君臨するイム様とも、いつかは戦うことになるかもしれません。世界政府における真の権力者であるイム様ですが、その実力はまったくの未知数です。

●セラフィム以外にも…? まだまだ世界政府の隠し玉がいる可能性

 世界政府といえば、いまだ詳細不明の「神の騎士団」の存在も気がかりです。聖地マリージョアの治安を守る組織のようですが、詳細は謎に包まれています。しかし、ルフィの父であり革命軍総司令のドラゴンに、「神の騎士団が動き出したら 戦いはそこからだ」と言わしめるほど恐るべき存在のようです。

 今のところ「神の騎士団」とぶつかりそうなのは革命軍であり、ルフィたちとからむ気配はないものの、彼らと「麦わらの一味」が戦うことになれば非常に面白い展開になりそうです。

 加えて、絶滅種とされている種族も物語に深く関わるようになりました。そのひとつであるルナーリア族は、驚異的な生命力と身体能力を有しています。百獣海賊団のキングがその生き残りであり、人間兵器「セラフィム」のベースにもなっていました。

 さらに彼らだけでなく、巨人の血を引くといわれているバッカニア族の存在も明らかになりました。まさにフィジカルモンスターともいえる絶滅種を世界政府が抱えているとすれば、ルフィの新たな脅威となるに違いありません。

 こうした未知の敵だけでなく、四皇にはシャンクスや黒ひげなど、戦いを避けて通れなさそうな強豪がそろい踏みです。果たして『ONE PIECE』は完結までに、あといくつの戦いが描かれるのでしょうか。

(ハララ書房)

【画像】再バトルは? 麦わらの一味が大苦戦を強いられた希少種キャラ(5枚)

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