「悪魔の実」の能力者って覚えてた? 『ワンピ』濃厚すぎるクセ強キャラ3選
最後までアツい、クセ強キャラといえば?
●「マネマネの実」Mr.2ことボン・クレー(ベンサム)
元バロック・ワークスの幹部「Mr.2」ことボン・クレー(ベンサム)は、相手に触れただけで擬態できる「マネマネの実」の能力者で、「オカマ道(ウェイ)」という信念を大事にするクセの強いキャラです。
作中では麦わらの一味との友情にフォーカスしている場面が多いため、能力者という印象が薄い人もいるのではないでしょうか。
彼の能力と仲間思いな一面が顕著に表れた回があります。それは第548話でのことで、ルフィたちはポートガス・D・エースのいるマリンフォードに向かうために海底監獄「インペルダウン」を脱獄し、行く手に立ちはだかる「正義の門」が開かずに困っていました。「正義の門」はインペルダウンの内部からの操作でしか開きません。
そんなとき、ボン・クレーがルフィたちを助けるため、インペルダウン署長(現:副署長)のマゼランに変身し、看守に開門するよう指示し、門が開きます。ルフィたちはインペルダウンからの脱出に成功しますが、ボン・クレーはひとりでおとりになるため、インペルダウンに残る決断を下しました。
最後まで危険をかえりみず友情を大事にするボン・クレーに、読者からは「ボンちゃんのアツい性格が好き」「作品のなかでもトップクラスにいいやつ」といった声が見受けられました。
ちなみにその後にボン・クレーはマゼランと戦い、生死不明になりましたが、第666話の扉絵にてインペルダウン内のニューカマーランドの女王として生きていることが確認できます。
上述した3つのキャラは「悪魔の実」を食べた能力者であるものの、それを忘れさせるほどに個性が強いものばかりです。最終章に突入した本作に、再登場することはあるのでしょうか。
(LUIS FIELD)