『ワンピ』また見たい! 再登場が期待されるキャラたち 「実写版のせいで不安に?」
『ONE PIECE』にはこれまで大量のキャラが登場し、もう10数年出てきていない者も存在しています。最終章が盛り上がっている今、ファンが再登場を望むキャラには誰がいるのでしょうか。
ギンの再登場は微妙なライン?
長期連載が続く『ONE PIECE』にはこれまでさまざまなキャラクターが登場してきましたが、そのなかには一度だけ登場したり、しばらく姿を見せなかったりするキャラクターも多いです。今回は特にファンから愛され、再登場を切望されているキャラクターを振り返ります。
●Dr.くれは
チョッパーの師匠であり、育ての親でもあるのが、元ドラム王国の医者Dr.くれはです。彼女はチョッパーを人間として認めてくれた数少ない人物であり、チョッパーに医学の知識を教えてくれました。くれははチョッパーのことを大切に思っており、チョッパーも彼女を慕っています。
ふたりの絆がわかるシーンが、「世界会議(レヴェリー)」の一幕でした。サクラ王国の国王ドルトンとともに参加したくれはは、会場となるマリージョアでチョッパーの話を聞くと、温かい笑顔を浮かべます。
一方、海の上にいるチョッパーは怪我をしたキャロットを手当てして褒められ、自慢げに「俺の師匠は世界一の医者だからな」と誇ります。ふたり絆の強さに、ネット上ではまた登場してチョッパーとの再開を望む声が上がっていました。
またワンピースには「D」にまつわる話が多く登場します。くれははルフィの手配書を見て初めてルフィの名前を知り、「生きていたのか、『D』の意思は……」と、微笑みながら作中初の「Dの一族」にまつわる発言をしました。海賊王ゴールド・ロジャーの本名がゴール・D・ロジャーであることも明かしたDr.くれはが、今後物語の重要人物として登場する可能性も考えられます。
●ウルージ
ウルージはルフィも名を連ねる「最悪の世代」のひとりであり、頂上戦争後に新世界に入った海賊です。「怪僧」という異名を持ち、正体は不明ですが自分の体を巨大化させる能力を持っています。
彼はビッグ・マムの子供であるスナックを倒し、ビッグ・マム海賊団スイート4将星の一角から陥落させた実力者ですが、まだまだ謎が多く、悪魔の実の能力者かどうか、さらに今はどこで何をしているのかも明らかにされていません。
ビッグ・マムから命からがら逃げ、空島で療養していたウルージのその後の消息は不明です。ウルージといえば笑顔です。彼の笑顔と紳士的なふるまいから、「ウルジスト」と呼ばれるファンも存在しており、再登場が期待されています。
●ギン
「バラティエ編」で登場した海賊ギンは、首領・クリークの右腕です。無慈悲で冷酷な鬼人、感情を持たない性格と言われていました。
そんなギンは海軍に捕らえられ脱走した後、サンジによって命を救われます。空腹で死ぬかと思っていたギンは「面目ねぇ……」と何度も言いながら、涙ながらにお皿を抱えて炒飯を食べました。
その後サンジに命を救われた話をクリークに報告したギンでしたが、クリークとバラエティへ向かい襲撃することになります。サンジを殺さないといけない場面で、サンジとの思い出が走馬灯のように脳裏に浮かび、泣きながら「できません! 俺にはこの人を殺せません」とクリークに申し出ました。
怒ったクリークは猛毒ガス弾を放ち、ギンは瀕死の状態になります。その後、ルフィがクリークを倒すと、クリークを連れて店から去っていきました。ギンは再会を約束して「偉大なる航路」に出発したものの、その後の消息は不明です。
ギンが自らの意思で「偉大なる航路」に出発したことや再会の約束が伏線である可能性から長年再登場が期待されています。ただ、物語がもう最終章まで進んでいることや、Netflixの実写ドラマ版でギンの出番が大幅に削られていたことから、「そんな重要キャラではないのか」「もう出てくる余地ないかも」とも言われ、彼の復活は危ぶまれている状態です。
彼らがどのような形で再び物語に登場するのか、考えるだけでワクワクします。新たな展開とともに、彼らの再登場に期待しましょう。
(マグミクス編集部)