『FF』の本編はスノボー「あるある」? ミニゲームがストーリー進行に支障をきたすタイトル4選
当初は「『ファイナルファンタジー』をクリアしたい!」「『龍が如く』のストーリーを知りたい」という動機で、ゲームをプレイし始めます。ところが、内包されているミニゲームに手を出し熱くなり、本編進行がおろそかになってしまうこともしばしばです。今回は、本編そっちのけでハマってしまうほど面白いミニゲームを振り返ります。
本編そっちのけでハマってしまうミニゲーム

「ドラゴンクエスト」シリーズに登場するカジノのように、中毒性が高く、ハマってしまうミニゲームがあります。ときとして本編の内容を忘れてしまうほど、夢中になってしまうこともありました。プレイヤーの心をガッチリつかみ、ハマらせた「ゲーム内のミニゲーム」を振り返ります。
●画期的だった、ナムコゲームのロード中のミニゲーム
「ファミコン」や「スーファミ」などのROMカートリッジ式ゲームは、読み込みを待たされることもなく、シームレスにプレイできたものです。
しかし、「PlayStation」(以下、PS)や「セガサターン」にハードが進化すると、ソフトの容量も増え、タイトル画面から本編へ移る際などは、CD-ROMのロードに時間を要するようになりました。
このイライラ時間を解消すべく、ロード時間にミニゲームを採用したのがPSのローンチソフト、ナムコの『リッジレーサー』です。ロード中に、懐かしのシューティングゲーム『ギャラクシアン』がプレイできました。
その後、筆者がこの画期的なミニゲームに初めて出会ったのは、PS版『鉄拳』で遊べたシューティングゲーム『ギャラガ』でした。本来、ロードが完了すれば、スタートボタンで本編に移行できます。ところが、『ギャラガ』はプレイしたことがなかったゲームであり、クリアすると隠しキャラが使えるようになると聞き、躍起になってプレイしハマったのを記憶しています。ただ、シューティングゲームのセンスがない筆者は、結局クリアできませんでした。
●歴代『FF』のミニゲームは中毒性がえぐい…
歴代『ファイナルファンタジー』(以下、FF)作品では、プレイヤーをとりこにするミニゲームが実装されています。
たとえば、『FF7』であれば、ゴールドソーサーで遊べる「スノーボード」ではないでしょうか。仕掛けが豊富というわけでもなく、シンプルに雪山の障害物を避けながら単独ですべり降りるというだけのゲームですが、これがハマってしまいます。
タイムアタックモードはその名のとおり、ゴールまでのタイムをいかに削るかのゲームです。スコアアタックモードは、コースに浮いている風船をゲットしながらゴールを目指し、タイム、テクニック、風船の獲得数などから算出されるポイントで高スコアを狙います。
コースや仕様の難易度が絶妙で、レースゲームが苦手なプレイヤーでも1秒を削る、1ポイントでも高くゴールするため、ゲーム進行そっちのけでハマってしまいます。