【漫画】DQ6が欲しすぎて、懸賞に応募するもハズレ「クリスマスの思い出」に涙
子供には手が出しづらかった、スーパーファミコンのカセット。『ドラゴンクエストVI』の発売時、中学生だった漫画家のあさのゆきこさんは、どうしても手に入れたくて懸賞に応募します。クリスマスの思い出に、多くの読者が涙しました。
「ドラクエVIがほしい!」中学生は懸賞に応募するが…
スーパーファミコンの全盛期、ゲームソフトの値段は現在よりもはるかに高額でした。タイトルによっては1本1万円以上もするカセットは、子供にはなかなか手が出ません。欲しいソフトがあれば親にねだるか、「だめ」と言われたらコツコツとお小遣いを貯めるか……そして、さらに手に入れられる確率は下がるのものの、TVや雑誌などの懸賞に応募するなどの手段しかありませんでした。
『はんなりギロリの頼子さん』などで知られる漫画家のあさのゆきこさん(@YUKIKOASANO)も中学生の頃、欲しくてたまらないソフトを手に入れるために必死だった子供のひとり。あさのゆきこさんが欲しかったのは、『ドラゴンクエストVI』です。
あさのゆきこさんは2019年12月17日、「ちょっと早いけどクリスマスの思い出」とコメントし、『ドラクエVI』についての思い出をマンガでTwitterに投稿しました。読者からは「泣ける」と大反響が。
作品について、あさのゆきこさんにお話を聞きました。
ーークリスマスの思い出をマンガでTwitterに投稿ようと思ったきっかけを教えて下さい。
クリスマスが近くなって、娘のプレゼントを考えていた時にふとこのことを思い出して勢いで描きました。
ーー『ドラクエV』以前のタイトルもプレイされていたのでしょうか?
はい、全部プレイしていました。バリバリのドラクエ派です。
ーーたくさんの感想が寄せられていますが、特にうれしかった感想の声、印象に残った読者の声について、教えて下さい。
いいお父さんだという感想がいっぱいでうれしいです。間違って『FF6』を買わないで良かったねという感想をいただいて「それなー!!」と思いました(笑)。
ーー4年半連載された『はんなりギロリの頼子さん』が最終回とのこと、お疲れさまでした。まだ単行本の作業等があるのでしょうか。今のお気持ちを教えて下さい。
まだ作業は残っていますが、おおむね終えられて良かったです。自分史上一番長い連載だったので、寂しいけれどほっとしています。
ーー今後の活動について、Twitterで公開したい作品や、マンガ以外でもやってみたいことなどがあれば教えて下さい。
私生活(主に子育て)を充実させつつマンガも描いていきたいです! マンガ以外ですとゲーム実況がやりたいです。
(マグミクス編集部)