【漫画】毎日時間をかけて前髪を整える長女 こだわりの強さは「あるある」?
毎日、鏡に向かって丁寧に前髪を整える11歳の長女。自分なりのこだわりがあることをほほ笑ましく思う母でしたが、ある日、娘と同じぐらいの年頃の女の子が、母親と前髪のことを話しているのが聞こえてきて……。Instagramで公開されたマンガが、「女子は前髪命ですよね!」「うちの娘も同じ」と話題になっています。作者のねこじま いもみさんにお話を聞きました。
前髪が気になるお年頃の女の子は多い?

前髪が気になる年頃の長女を描いたマンガ「長女 前髪命」が、Instagramで5600以上のいいねを集めて話題となっています。
毎日時間をかけて、丁寧に前髪を整える11歳の長女。先日飲食店で長女と同じように前髪を気にしている子を見かけて……という内容で、「女子は前髪大事ですよね」「うちの娘も前髪命な年頃です」「かわいい!」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、3人の子供を持つ母親のねこじま いもみさんです。Instagramやブログ「ねこいもブログ」でマンガを発表しています。ねこじま いもみさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーー娘さんは、いつ頃から前髪を気にするようになったのでしょうか?
小学4年生ぐらいだったと思います。まず、前髪を切るのを嫌がりはじめ、長く伸ばすようになりました。眉毛が隠れるぐらいがベストらしく、前髪用のくしできれいにそろうよう、毎日自分で整えています。おでこが出るのはとても嫌がります。
ーー学校で前髪を注意されることは、よくあるのでしょうか?
校則はありませんが、目のギリギリぐらいまで伸びていると、担任の先生にたまにいわれることがあるそうです。少し伸びすぎたときにいわれるんだと思います(笑)。いわれることをすごく嫌がっていました。
ーー娘さんは、前髪以外にもこだわりはありますか?
こだわりというか、服装の好き嫌いはあります。女の子っぽい服装よりもボーイッシュなもの、オーバーサイズを好みます。ピッタリしたものは好きじゃないようです。服は一緒に選びに行ったり、身長もいまは私を超えているので、私とシェアしたりしています。
ーーねこじまさんご自身も「前髪が気になる」など、何かにこだわる時期がありましたか?
私は眉毛がコンプレックスで、小学校高学年の頃は抜いたり剃ったりしていました(笑)。「眉毛なんてなくなればいいのに」と思っていました(笑)。
学生時代はオシャレに疎くて、いろいろとこだわるようになったのは社会人になり、アパレルなどで働きだしてからです。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
「小学生で前髪を気にするとか大人!」「前髪を気にする時期あるよね」「わが家も娘に前髪用のコームをプレゼントしました」など、多くの人に共感していただけました。また「縮毛矯正すると楽です」など、教えて下さる意見もたくさんありました。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
飲食店の待合席で、ある親子が前髪の話をしていたのですが、その娘さんがうちの娘と同じことをいっていたので、「すごく分かる! 娘の話を聞いているみたいでかわいい」と思って聞いていました。「同じよう前髪に気にしている子が多いのかなあ?」と感じ、描いてみようと思いました。あと、前髪を気にしている長女がかわいかったので(笑)。
(マグミクス編集部)