最終章での活躍に期待!『ワンピ』強さ未知数のキャラたち 「覇王色持ってる?」
TVアニメでも最終章の「エッグヘッド編」に突入し、ますます盛り上がる『ONE PIECE』は迫力ある戦闘シーンも見どころのひとつです。しかし、長く続くストーリーのなかで序盤に登場してから戦闘描写が少なく、「早く本格的な活躍が見たい」といわれているキャラもいます。この記事では、未知数の強さで活躍が楽しみなキャラを見てみましょう。
戦闘だけではなくルフィたちとのかかわり方も楽しみなキャラ
最終章に突入したマンガ『ONE PIECE(ワンピース)』には、初期に登場してもいまだに詳細な実力が明らかになっていないキャラがいます。最終章に入って1年以上が経過しているなかで、強さが未知数のキャラたちが、その本気の力を発揮する一面を見ることはできるのでしょうか。この記事では、ファンから今後の活躍を期待されているキャラを見てみましょう。
●モンキー・D・ドラゴン
ドラゴンは主人公モンキー・D・ルフィの父であり、革命軍の総司令官です。「世界最悪の犯罪者」として名をとどろかせるものの、その真の強さは知られていません。そんな彼は、世界政府から危険視される存在であり、元王下七武海のバーソロミュー・くまや数々の人や国を救い「奇跡の人」と呼ばれるエンポリオ・イワンコフなどの実力者を従えている点から、戦闘力だけではなく優れた統率力をもっていることがうかがえます。
ドラゴンの強さの片鱗が見えた場面といえば、原作第100話にて麦わらの一味が訪れたローグタウンで、ルフィが海軍中将のスモーカーに捕まりかけていたシーンでしょう。スモーカーを阻んだドラゴンが突風を巻き起こしたように見える場面で、ルフィは無事逃げ出しました。また第587話で、ドラゴンがグレイ・ターミナルの火災から住民を救った際は、爆風で炎を吹き飛ばす描写があり、彼には風を操れる能力があると考えられています。
息子のルフィや、父(ルフィの祖父)にあたる海軍中将ガープの強さから考えると、その実力は計り知れません。SNS上では「絶対最強クラス。いつ戦う姿を見れるんだろう」「ドラゴンが化け物レベルの強さだったら人気ランキングで一気に上位入りしそう」などといわれています。頂上戦争でルフィが「覇王色の覇気」を出した際、目撃したガープが「やはり持って生まれたか…」と発言していたため、父ドラゴンも覇王色の持ち主という考察も生まれました。
440話ではドラゴンが「我らがいずれ出会う日も来るだろう」と発言しており、今後のルフィとの関わりが楽しみなキャラのひとりです。
●ウルージ
ウルージはルフィと同じ若手海賊「最悪の世代」のひとりで、破戒僧海賊団の僧長です。常に笑みを浮かべ、筋骨隆々とした身体から白い翼を生やしたルックスで存在感を放っています。彼は出番が少ないにもかかわらずたびたび注目されており、ウルージを敬愛するファンを指す「ウルジスト」というワードが生まれるほどの人気ですが、彼の詳細な能力は明かされていません。
そんなウルージには、自身が受けたダメージを身体に還元して巨大化して戦う場面がありました。第509話のシャボンディ諸島で、バーソロミュー・くまの肉体をベースに改造したパシフィスタ試作品にタイマンでダメージを与えています。
また「ホールケーキアイランド編」では、ビッグ・マム海賊団最高幹部のシャーロット・スナックを倒していたことが明らかになりました。懸賞金6億ベリーのスナックを相手に勝利を収めている点でも、彼の底知れない強さが気になります。
ネット上では「ウルージさんの活躍はいつなの?そろそろ出して!」「最悪の世代の大トリ確定」と、彼の活躍を待ちきれないファンの声が相次いでいます。ウルージに焦点が当たる展開があれば、喜ぶウルジストはかなり多いでしょう。