【漫画】柿ピーを食べていると寄って来た子猫 容赦ない仕打ちに「好き」「分かる」
『琥珀の夢で酔いましょう』の作画などで知られる、漫画家の依田温さんが愛猫について描いたマンガが話題になっています。「柿ピー」を食べていると、近付いてきた子猫。柿ピーが自分の食べ物でないことに気付くと……?
かわいい子猫の、容赦ない仕打ち!

「柿ピー」を食べていた飼い主の元に、子猫が近付いて来ます。お腹がすいているのか、柿ピーをねだりますが、自分の食べ物ではないと分かった途端……。
『琥珀の夢で酔いましょう』の作画などで知られる、漫画家の依田温さん(@yodanodoka)が愛猫について描いたマンガをTwitterで公開すると、読者から「好き」「理不尽!」などのコメントが寄せられました。
依田温さんが「柿ピー事件」と呼ぶこの作品は大きな話題になり、「亀田の柿の種」の亀田製菓の公式Twitterが「猫にあげないようにご注意ください」とツイートするほど。作品について、依田温さんにお話を聞きました。
ーー依田温様がマンガを描き始めたのはいつ頃でしょうか。
物心ついた頃から絵を描くのは好きでした。マンガらしいマンガを描き始めたのは、大学生になった辺りだと思います。

ーー子猫についての日記をマンガにして掲載しようと思ったきっかけはありましたか?
元々猫は3匹飼っているんですが、みんなドライな性格で、人間とはあまり触れ合わないしおもちゃでも遊ばないような子たちなんです。そんななかやってきた子猫ですが、めちゃくちゃ人懐っこくて自分から膝や肩に乗ってくるのがすごく新鮮で。「私の知ってる猫と違う……!」とびっくりして、これをマンガにしたらおもしろいかもと思いました。
ーー「柿ピー事件」にはたくさんの感想が寄せられています。印象に残った読者の声について、教えて下さい。
猫を飼っている方からの「分かる」「うちの猫も寄ってくる」という感想が多かったように思います。どこの猫ちゃんもカリカリ音には敏感なんだなと。
ーー現在連載中の『琥珀の夢で酔いましょう』の作画を担当されることになった経緯を教えて下さい。
原作担当の村野真朱さんとは元々お友達で、小説同人誌の装画や装丁のお手伝いなどをさせてもらっていました。
プロデビューしたのは同人誌即売会の「コミティア」に出展されている出張編集部へ同人誌を持ち込んだことがきっかけです。村野真朱さんにプロットを書いていただいて創作マンガを作り、マッグガーデンさんの窓口へ持ち込みました。
今の担当編集さんに読んでいただいたところ、「今クラフトビールマンガを企画していて、描いてくださる方を探してるんですが……」とお声がけくださったんです。私も村野真朱さんもお酒が好きなので、ふたつ返事でお受けしました。
ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
Twitterに関してはあまり肩肘張らずに更新していきたいです。連載作の小ネタから、猫のエピソードや日常のことなど、内容にこだわらず思いついたときにアップできればと思っています。
(マグミクス編集部)