自分はどのキャラに似てる? 声優3人が語る『七つの大罪 神々の逆鱗』の面白さ
自分と似ているキャラクターは? 「七つの大罪」の魅力とは?

――先ほどご自身が演じるキャラクターとはあまり似ていないと話していましたが、逆に「自分と似てるな」と感じるキャラクターはいますか?
雨宮さん:私は割と気持ちにストレートなタイプなので、ディアンヌです。ディアンヌの気持ちなら分かります!
悠木さん:考えすぎて空回る感じがキングかなって気がします(笑) キングって、決意するまでに時間がかかったり考え過ぎちゃったりして、あまり考えない時の方が強いんですよね。
久野さん:考え過ぎて思っていることを言えないことがあるので、エスカノールかなって思います。伝えたいことがたくさんあるのに、勇気が出なくてなかなか相手に言えない…ということがよくあるので。エスカノールのシーンには共感できるところがたくさんありました。

――ありがとうございます。最後に、これから作品を観ようかなと考えている人たちに向けて、それぞれ一言ずつお願いします。
悠木さん:「七つの大罪」という作品は、大人も子どもも楽しめる王道ファンタジーとして多くの方に楽しんでいただいています。アクション要素や恋愛要素のバランスが良くて、普段アニメにあまり触れていない人でも入りやすいエンタメ性の高い作品です。魅力的なキャラクターや心に残る名言もたくさんあります。なので、年末やお正月暇な時とかに1期からがっつり一気観していただけたらと思います!
久野さん:観ていただけたらハマること間違いなしの作品だと思います。ファンタジーなので、巨人がいたり妖精がいたり喋るブタがいたりと、いろんな個性あふれるキャラクターがたくさん登場します。演じているキャスト自身も個性豊かな人たちが揃っているので、お芝居も素敵です。どのキャラクターたちも、抱えている問題に対して真摯に向き合い、頑張って生きている姿には心を打たれます。主人公のメリオダス視点だけで物語が進むわけではないので、どのキャラクターにも感情移入しながら観られるのも魅力のひとつです。ぜひお気に入りのキャラクターを見つけて、原作も合わせていろんな角度から楽しんでいただけたら嬉しいです!
雨宮さん:この作品は純愛もスリルもギャグも感動もすべてが詰まっていて、本当に誰にでもオススメできる作品だと思っています。単行本もアニメも長く続いているので「今から観るのもな……」と億劫に感じる方もいると思いますが、物語は視聴者を裏切る展開の連続なので、観始めたら飽きることなく余裕で追いつけると思います。「何観ようかな」と迷ったら、ぜひ「七つの大罪」をオススメします!
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インタビュー中も終始和気あいあいとしていたキャストさんたち。それぞれの思いを込めて作品が作り上げられているのが伝わってきました。TVアニメ「七つの大罪」シリーズは全てdTV、dアニメストアをはじめ各プラットフォームで観ることができます。すでに観ているファンも、未視聴の方も、年末年始の楽しみに加えてみてはいかがでしょう?
(きこなび 月乃雫)
(C) 鈴木央・講談社/「七つの大罪 神々の逆鱗」製作委員会・テレビ東京