【漫画】愛猫がお利口になって薬を飲まない! 飼い主の強硬手段に4万人が「難しい!」
健康診断の結果、投薬をすることになった愛猫の麦くん。抵抗なく薬を飲んでくれていた子猫時代から一転、成長した麦くんは投薬を警戒するようになって……。Instagramで公開されたマンガが、「難しいですよね」「うちも困っています!」などと話題になっています。作者の麦ママさんにお話を聞きました。
大人になったうれしさもあって複雑?
愛猫への投薬成功に至る試行錯誤を描いたマンガが、Instagramで合計4万3000以上のいいねを集めて話題となっています。
久しぶりに投薬が必要になった愛猫の麦くん。子猫時代はご飯に薬を乗せても気付かずに食べてくれていたのですが、成長したいまは簡単にはいかず……。読者からは、「投薬は難しいですよね」「いままさに、同じ状況で困っています」「うちもまったく同じ行動をとります!」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、デザイナーの麦ママさんです。InstagramやX(旧:Twitter)、ブログ「笑う門には麦がいる」でマンガを発表しています。麦ママさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーー処方された薬は、最後まで飲みきることができたのでしょうか?
最終的な投薬方法は「お口にダイレクトイン!」方式で、なんとか2週間乗り切りました! 麦のストレスを考えて、気付かれないように投薬したかったのですが、ほかの方法はどれも全然ダメ……。それならば最速で投薬が終わる方がいいと思い、押し込むことにしました。
ーー薬の存在をごまかせなくなっていることに気付いたとき、どう思われましたか?
それはものすっごくショックでしたね(笑)。与えられたご飯を一切疑うことなく食べきっていた、純粋無垢だった幼き日のちび麦を思い出し、大人になったうれしさもかみしめつつ、なんとも複雑な心境でした……(笑)。
ーー投薬をしている期間の麦くんは、どのような様子でしたか?
投薬期間中の麦は、私の様子をじっくり見るようになっていました。そして、薬を入れている袋に手を突っ込んだ瞬間、すすす~っと逃げていました。とはいえ、部屋の隅っことか、普通に手の届く位置にじっとうずくまるだけなので、すぐに捕まえることができましたが(笑)。
ーー久しぶりの投薬を終えた感想を教えて下さい。
久しぶりの投薬は、最初こそ手間取りましたが、コツをつかんでからはなんてことなかったです! 「嫌われてしまうかもしれないな~」と覚悟を決めていましたが、甘えん坊のままの麦だったのでひと安心でした。
できることなら投薬はしたくないですが、もし今後また投薬することになっても問題なくできると思うので、自信につながったと思います!
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
「参考になった」という、うれしいご意見が多かったです! でも「うちはこうしてるよ~」という体験談もたくさんあり、逆に私が皆さんのご意見を参考にさせてもらうことばかりでありがたかったです。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
今回のマンガは、麦の健康診断の話のおまけエピソードとして描きました。健康診断の話は、麦に無症状だった「細菌性膀胱炎」が見つかったので、いかに健康診断が大事かを描いたマンガです。その流れで、少しは参考になるかもしれないなと思い、大変だった投薬のお話も描いた次第です。
(マグミクス編集部)