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「スイッチ後継機」に欲しい機能・改善点 3位「ロード時間短縮」、2位「画質」、1位は?【アンケート】

スイッチの現役期間が長いこともあり、「スイッチ後継機」を望む声が徐々に増しています。ですが、どんな後継機を望んでいるのかは、人によってさまざま。どんな「スイッチ後継機」が望まれているのか、アンケート結果からその実態に迫りましょう。

「任天堂らしい提案」を望む意見も

「スイッチ後継機」にユーザーが求めるものは、「携帯性」から「高性能」までさまざま
「スイッチ後継機」にユーザーが求めるものは、「携帯性」から「高性能」までさまざま

 家庭用ゲーム機のプラットフォーマーとして、任天堂はいま現在も最先端で活躍を続けています。同社のゲーム機は、時代によって人気の波もあるものの、2017年に発売を開始したNintendo Switch(以下、スイッチ)は長く愛されており、支持の厚さは疑うまでもないほどです。

 しかしスイッチがどれほど好評でも、時代の移り変わりと共に、性能面で物足りなさが出てきます。高性能だけが正解ではありませんが、限られた性能では思うようにゲームが作れません。そのため、ソフトメーカーから敬遠されないよう、新たなゲーム機──スイッチに続く「後継機」がいずれ出るものと思われます。

 多くの消費者も「スイッチ後継機」がいつ出るのか。そして、どんな性能になるのか。気になる声がSNSなどに飛び交っています。待ち望む人々は、「スイッチ後継機」にどんな機能や改善点を求めているのでしょうか。その実態へと迫る、読者アンケートの結果を発表します。

 なお、アンケートは2024年2月9日から2024年2月13日までの期間実施し、合計票数は133票でした。

●「携帯性」「低価格」「マルチな活用」などが横並び
「スイッチ後継機に欲しい機能や改善点」について意見を求めたところ、ニンテンドー3DSのような「2画面デバイス」を望む声は、5票と少な目でした。2画面構成というゲーム機は、ニンテンドーDSやWii Uでも採用しており、任天堂らしいユニークな展開でしたが、新たな後継機にそれを求める人は少人数にとどまりました。

 スイッチの特徴ともいえる「持ち歩いて遊びやすい携帯性」は10票、普及にも大きく貢献した「購入しやすい低価格」は9票と一定数に支持されています。後継機への継承を望む声は、そのままスイッチの成功を示す証ともいえます。

 また同程度に多かったのが、「ゲームプレイに留まらないマルチな活用」で10票でした。Webサイトの閲覧、動画サービスの視聴、画像や映像の編集および投稿といった機能の充実を求め、マルチな活躍に期待する人もいました。

●第4位:任天堂らしい「新たな遊び」や「斬新な機能」(13票)
 さまざまな意見に票が投じられるなか、頭ひとつ抜け出して第4位になったのが、「任天堂らしい新たな遊びや斬新な機能」でした。

 任天堂はユニークなゲーム機を数多く生み出し、その特徴を活かしたゲームソフトを通して新たなゲーム体験を提供しています。そうした体験を、「スイッチ後継機」でも味わいたい……そう願う人がいるのも、納得のいく話です。

 例えば「ファミリーコンピュータ」の時代には、コントローラーにマイクを標準装備させたり、銃にロボット、キーボードといった周辺機器の充実にも力を入れました。ゲームとリアルを結びつける試みを、いち早く行った点は評価に値します。

 リモコン型のコントローラーを採用した「Wii」は、そのとっつきやすさでユーザー層を大きく広げましたし、コントローラーとモニタを一体化させた「Wii U」の特徴は、後のスイッチに受け継がれる礎となりました。

 安価にゲームを提供する手段として先進的だった「ディスクシステム」、通信ケーブルによる「対戦と交換」でコミュニケーションツールとしての役割も果たした「ゲームボーイ」と、挙げていけばキリがないほど。だからこそ、「スイッチ後継機」で見せてくれるであろう提案にも、関心が高まるばかりです。

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