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『ワンピ』サンジの「物理」を超えた強さには「ある一族」との関係が?  考察白熱

『ONE PIECE』の近年のストーリー展開のなかで、ファンから「サンジが強くなりすぎでは?」と話題になり、一部のファンからは、その強さにはある一族の「血統因子」が関係しているのではという声があがっています。サンジの強さの理由に関する考察をみていきましょう。

最近のサンジは強くなりすぎ?

3月2日はサンジの誕生日! 画像は「ONE PIECE Log Collection “WEDDING”」(エイベックス・ピクチャーズ)
3月2日はサンジの誕生日! 画像は「ONE PIECE Log Collection “WEDDING”」(エイベックス・ピクチャーズ)

 マンガ『ONE PIECE』の主要キャラクターのひとりで麦わらの一味のコックであるサンジは、料理の腕だけではなく戦闘力も高い頼もしい存在として知られています。もともと実力者のサンジですが、近年ファンのあいだで「強くなりすぎでは」という声があがるほど、急激に強さを増してきました。この記事では、サンジが急激に強くなった理由についてファンからの考えを基に考察していきましょう。

※ここから先は『ONE PIECE』コミックス未収録分のエピソードを含みます。ご了承ください。

 サンジが急激に強くなった理由のひとつに、彼が生まれたジェルマ王国の科学によって発明されたレイドスーツを何度か着用したことで、遺伝子が覚醒して異常な強度を誇るほど外骨格が発達したからではないかという考察があります。そして、ファンのあいだでは「サンジはルナーリア族なのでは?」という噂もささやかれ始めました。

 ルナーリア族とは大昔に「神」と呼ばれた一族で、かつて「赤い土の大陸(レッドライン)」上に「神の国」を作って暮らしていたと言われています。現在は絶滅したとされていますが、「ワノ国編」ではカイドウ率いる百獣海賊団の大看板のひとりであるキングがルナーリア族の生き残りだと判明しました。

 キングことアルベルは、かつて政府の科学施設で人体実験の被検体として拘束された過去を持っており、その際に摘出された「血統因子」を使って、新型のパシフィスタ(人間兵器)である「セラフィム」が誕生したと考えられています。セラフィムの外見は褐色の肌、白髪、背中から噴出する炎など、ルナーリア族の特徴と酷使しているのです。

 セラフィムを作り出したのは、天才科学者であるDr.ベガパンクです。サンジの父ヴィンスモーク・ジャッジとDr.ベガパンクは、かつてともに「MADS」という研究チームに所属していたという過去を持っているため、SNS上では「ジャッジはルナーリア族の血統因子を手に入れることができ、サンジに組み込んだのでは」「ジャッジがサンジに組み込んでいたルナーリア族の血統因子が、レイドスーツを着用したことで覚醒したんじゃないか」というファンの考察もありました。

 たしかに、サンジとルナーリア族の特性にはいくつかの似通った点があります。たとえば、サンジが戦闘時に使う脚に炎を宿す「悪魔風脚(ディアブルジャンブ)」という技は、ルナーリア族が身体から発火している点と似通っています。また、ルナーリア族は先天的に非常に強い耐性を持ちますが、先述のとおりサンジもまた強度な外骨格を手に入れた状態です。

【画像】え…? 「物理学が終わる」 これがサンジが「理論上不可能」を覆して攻撃を防いだチートキャラです(3枚)

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