視聴者の度肝を抜いたアニメの「特殊エンディング」3選 「TV無事?」
ファンを困惑させた眼帯ツインテールの存在

●『BLEACH 千年血戦篇』第7話「BORN IN THE DARK」
予期せぬ特殊エンディングでいえば、2022年10月より放送されたアニメ『BLEACH 千年血戦篇』も負けていません。同作のラスボスにして滅却師の長であるユーハバッハは1000年前に一度、初代護廷十三隊に敗れているのですが、当時の戦いは原作でもほとんど触れられることがなく、詳細は謎に包まれたままでした。
2022年11月21日に放送されたアニメ第7話「BORN IN THE DARK」では、そんな正体不明だった初代護廷十三隊が回想シーンに登場した上、彼らのイラストを起用した特殊エンディングが流れました。
当時はまだ誰が何番隊の所属なのか明かされていませんでしたが、同エンディングで初代護廷十三隊がひとりずつ描かれていたため、「登場した順番=そのキャラの所属部隊なのではないか?」とファンの間で大きな話題になりました。そのなかでも特に注目を集めたのが、エンディングで6番目に登場したことで、6番隊の初代隊長説が浮上した眼帯ツインテールのキャラクターです。
6番隊といえば、公式スピンオフ小説『BLEACH WE DO knot ALWAYS LOVE YOU』(著者:松原真琴/集英社)にて、四大貴族「朽木家」の当主が代々隊長を務めてきたという設定が明かされています。そのため眼帯ツインテールも、朽木家の人間ではないかと考察されることになりました。
ちなみに2022年11月28日発売の「週刊少年ジャンプ」52号に掲載された情報によると、眼帯ツインテールは実際に6番隊隊長であり、その名前は「齋藤不老不死」というそうです。個性的すぎる見た目に奇抜なキャラ名、そして朽木家との関連性……と、あまりにも属性が山盛りになっていることから、「情報量が多すぎる!」「どれだけ属性もりもりなんだ」と困惑する人も少なくありません。
特殊エンディングは、いつどこで流れるかわからないからこそ、ときにファンをアッと驚かせることがあります。もしかしたら現在放送中の冬アニメのなかにも、サプライズを仕掛けてくれる作品があるかもしれませんね。
(ハララ書房)