『ワンピ』麦わらvs黒ひげが最後の戦いに? 2組の共通点から「10人目」のシルエットも
最終章に突入して、展開予想の議論がヒートアップしている『ONE PIECE(ワンピース)』には、さまざまな考察が浮上し、「ラストバトルは麦わら海賊団VS黒ひげ海賊団」という説も多いです。今回は最終バトルに関する説をもとに、「10人目」のメンバーも探ります。
麦わら海賊団と黒ひげ海賊団には共通点が多い?
「週刊少年ジャンプ」で連載中の『ONE PIECE(ワンピース)』は最終章に突入したことで、ファンによる展開予想の議論が熱くなっています。物語の終わりが迫っているなか、やはり気になることのひとつに「麦わら海賊団の最終バトル」が挙げられるのではないでしょうか。
モンキー・D・ルフィの最後の敵として名が挙がるのはシャンクスやバギー、イム様などのキャラで、なかでも有力視されているのは、黒ひげことマーシャル・D・ティーチです。というのも麦わら海賊団と黒ひげ海賊団の各海賊団に属するクルーの数がほぼ同じなうえに、ほかにも共通点が数多くあります。共通点があるキャラ同士で、最後に戦うという展開は、物語のラストとしても相応しいでしょう。
例えば考古学者のニコ・ロビンの故郷「オハラ」では、元海軍本部の大将で現在は黒ひげ海賊団と行動をともにするクザン(青キジ)がロビンを逃がしたという過去があります。
ほかのキャラも、以下のような共通点や対比できる設定などが挙げられます。
・ウソップとチョッパーはそれぞれの役割と同じである狙撃手のオーガー、船医のドクQ
・ゾロは同じ刀使いであるシリュウ
・サンジは同じ「北の海」出身であるアバロ・ピサロ
・ブルックは同郷なうえに同じく杖を使うことからラフィット
・コーラをエネルギーにしているフランキーと大酒のバスコ・ショット
・魚人空手の使い手のジンベエと格闘チャンピオンのバージェス
また、狩り取った美女の首をコレクションしているデボンは、美人キャラであるナミを狙う可能性が高いでしょう。このようにポイントがあることで、対比構造が生まれやすく、今後この対戦カードが実現してもおかしくありません。
さらに黒ひげ海賊団には巨人族のサンファン・ウルフというキャラが残っています。ここから推測すると、麦わら海賊団の10人目は巨人族に関連するキャラなのかもしれません。今後ルフィたちは巨人族の総本山である「エルバフ」に訪れる可能性が高いため、もしかすると、エルバフに到着してから10人目の仲間が見つかるかもしれません。
そして肝心の船長同士のルフィとティーチにも対比構造があります。作者である尾田栄一郎先生によれば、黒ひげは最も海賊らしいというテーマのもと制作されているとのことです。一方で、ルフィはまったく新しいスタイルの海賊であるため、「新旧海賊」という対比ができます。
あくまでも「最終バトルは麦わら海賊団VS黒ひげ海賊団」説は共通点をきっかけに浮上した考察にすぎません。この説が正しいのか、今後の展開からも目が離せそうにありません。
(LUIS FIELD)