『FE』『オウガバトル』ファンならハマる? 新作『ユニコーンオーバーロード』がスーファミ世代に刺さるワケ
アトラス×ヴァニラウェアのタッグがリリースする『ユニコーンオーバーロード』は、1990年代の名作シミュレーションRPGを思わせる要素がたっぷり! 往年のスーパーファミコン直撃世代も思わず手に取りたくなる本作の魅力を「リスペクト」という観点からお届けします。
青い髪の主人公、お助けパラディン…『FE』愛が強い!

『ペルソナ』シリーズのアトラスと『十三騎兵防衛圏』のヴァニラウェアによる新作シミュレーションRPG『ユニコーンオーバーロード』が、3月8日(金)にNintendo Switch、PlayStation 4、PlayStation 5、Xbox Series X|Sでリリースされます。
本作は開発スタッフが「1990年代(のシミュレーションRPG)へのリスペクト」と明言している作品です。本作が当時を知る古参ゲーマーのどこに刺さるのか、往年の名作タイトルの名をまじえて紹介します。
主人公のアレインは、幼い頃に祖国コルニアを攻め落とされた王子です。そんな彼が17歳となってある出来事をきっかけに決起して、仲間を募りながら大陸全土を支配する新生ゼノイラ帝国に立ち向かう姿が描かれます。
このように、高貴な身分の者が流浪などを経て試練を克服していく物語は「貴種流離譚(きしゅりゅうりたん)」と呼ばれ、構造としては一般的なものです。しかし、本作が90年代のゲームをリスペクトしているとなれば、このあらすじに『ファイアーエムブレム 紋章の謎(以下『FE』)』の第一部や『ラングリッサー』といった名作の影を感じずにはいられません。
アレインは王子で、髪の色が青く、公開されているプロモーション映像を見るとクラスチェンジで騎馬ユニットになることがうかがえます。これも『FE』シリーズにあてはまる主人公がおり、『FE 聖魔の光石』の主人公エフラムがこのタイプでした。また、序盤から加入している初老のパラディン・ジョゼフの存在も『FE』シリーズにおける「お助けパラディン」を彷彿とさせてくれます。
一方で、往年の『FE』は仲間が死んでしまったら復活させる手段がほとんどない高難度のゲームとしても知られており、「手ごわいシミュレーション」と讃える人がいる一方、難しくて手が出せない……と敬遠する人たちも生み出してしまっていました。しかし、『ユニコーンオーバーロード』はキャラのHPが0になっても命を落とすことはなく、キャラロストの概念がないのでシミュレーションが得意でなくとも遊びやすいゲームになっています。要所はきっちり今風の作りになっているのがうれしいですね。








