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大人気シリーズ『真・女神転生』の悪魔合体で学んだ、「仲魔」の愛おしさ

1987年にファミコン向けに発売された『デジタル・デビル物語 女神転生』をはじめ、数々のシリーズ作や派生作品で現在も人気のコンテンツとなっている「女神転生」シリーズ。ゲームの中核として受け継がれてきたのが、プレイヤーを感情移入に誘う「悪魔合体」システムでした。

続々と作られたシリーズ作、派生作品も人気集める

『真・女神転生』(アトラス)プレイステーション向け移植版
『真・女神転生』(アトラス)プレイステーション向け移植版

「どうぞよろしく」

 我々が普段から何気なく発しているこのフレーズは、なんて事はないごく普通の挨拶です。ところが、1992年に発売されたスーパーファミコン用ソフト『真・女神転生』にハマっていた頃の筆者は、邪教の館で何百回も目にした「今後ともよろしく…」に強い親しみを覚えていました。

 魔界と繋がってしまったがために人間界が超自然的な悪魔に侵食されていくさまを描写した小説「女神転生」。オカルトとSFテイストが上手くミックスされた同作の世界観を下地に作られたゲームが、「デジタル・デビル物語 女神転生」シリーズです。パソコン向けタイトルとしてリリースされたのに続き、ファミコン版、そしてスーパーファミコンへと進出していきます。

 明るい未来が訪れるとは限らないシリアスなストーリーに、古今東西の神々や悪魔を従えて戦う戦略性など、さまざまな独自要素で多くのプレイヤーを魅了。誕生から30年を超えて愛されるコンテンツへ成長し、『デビルサマナー』や『ペルソナ』を含む派生作品も生み出しました。

 昨今では基本プレイ無料のスマートフォン向けアプリ『D×2 真・女神転生リベレーション』が配信されたり、対戦型アクションゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に、ゲストキャラクターとして『ペルソナ5』の主人公が参戦するなど、常に刺激的な話題を提供している点も注目に値します。

 そんな本シリーズですが、作品を重ねるごとにブラッシュアップされ、世界観の形成にも深く関わるシステムが搭載されています。それが前述の「悪魔合体」システムです。

【画像】過去から現在まで、プレイヤーを魅了する「真・女神転生」シリーズ(11枚)

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