アニメ『葬送のフリーレン』最終回前におさらい 「ロスになりそう」「終わってほしくない」
いよいよアニメ『葬送のフリーレン』の最終回が2024年3月22日(金)に迫っています。フリーレンが「一級魔法使い試験」までに出会ってきた人びととは? 最終回前に振り返りたい、見どころを復習します。
いよいよ最終回! ココさえ知っておけば大丈夫?
人気アニメ『葬送のフリーレン』の最終回が2024年3月22日(金)に迫り、「フリーレンロスになりそう」「早く観たいけど終わってほしくない!」など、楽しみと寂しさが混じったファンの声が多数見られます。なかには、何話かの放送を見逃してしまった、という人も多いのではないでしょうか。本記事では『葬送のフリーレン』の印象的なエピソードと見どころを振り返ります。
主人公「フリーレン」が旅立つきっかけとなったのは、アニメ第1話にて描かれた勇者「ヒンメル」の死でした。ヒンメルは、かつてフリーレンとともに魔王を倒す旅をしていた仲間のひとりです。ヒンメルは人間であったため、1000年以上の寿命があるエルフのフリーレンよりずっと早くに亡くなってしまったのでした。
フリーレンはヒンメルの死に際して「人間の寿命は短いって分かっていたのに……なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう……」と後悔し、涙を流します。そして、人を「知る」ために新たな旅に出ます。『葬送のフリーレン』という物語の核となる、重要な場面のひとつといえるでしょう。
アニメ第2話では、フリーレンのかつての仲間である僧侶「ハイター」が引き取った孤児「フェルン」との出会いが描かれました。フリーレンはハイターに頼まれ、彼女に魔法を教えることになります。その後、ハイターは寿命を迎え、フリーレンはフェルンを連れて再び旅立つのでした。
しばらくはフリーレンとフェルンのふたり旅が続きますが、アニメ第6話では新たにフリーレンの仲間となる「シュタルク」が登場します。シュタルクはフリーレンのかつての仲間「アイゼン」の弟子で、リーゲル峡谷沿いの村で暮らす少年です。「紅鏡竜」から村を守ったことで英雄として讃え(たたえ)られていました。
ところがシュタルクは、高い戦闘力を持っているのにもかかわらず、かなりの臆病者という一面も持っていたのです。シュタルクは師アイゼンと同じように、自分のなかに生まれる臆病な気持ちに向き合い、見事、紅鏡竜を倒したのでした。