初代『ポケモン』ヤバすぎるバグ技「オーキドせんせい」「けつばん」とは?
もはや伝説のポケモンより伝説的な「けつばん」に会う!

そして、もうひとつ忘れてはいけない謎の存在が「けつばん」です。
けつばんはバグ技で出現するポケモンです。当時は「まだ知られていない謎のポケモン」だとか「ミュウと違って公表できないマジでヤバいポケモン」と子供たちの間で噂になっており、ポケモンの神秘性を感じさせる存在でした。
もっとも、今となってみればこのポケモンが「欠番」であることは明白です。ただ、このポケモンを出現させるとゲームがものすごいバグってしまうことや、セーブするとデータがおかしくなってしまうことなどもあり、より不思議な存在として捉えられていました。
今はバグ技の論理も理解されているため、意図的にけつばんを出せます。こちらもセレクト技を活用させるのですが、「技をバグったものに変更してディグダを捕まえると、それがけつばんに変化する」テクニックが主流です。
けつばんを捕まえようとすると、画面が盛大にバグります。「ち。。。もホ あく ソコン」など意味不明な文字が並び、HPゲージは盛大に画面をはみ出します。
とはいえ、捕獲自体は可能です。けつばんはバージョンごとに強さが変化し、『ポケットモンスター 青』ではレベル127でこうげき・ぼうぎょが600を越えるまさにモンスター級の強さを誇ります。
そのほかも盛大にバグっており、タイプ2は「ヌ゛る」ですし、技は「わざマシン08」や「わざマシン01」など、まともではありません。おまけにけつばんのステータス画面を見ると、その後のバトルでポケモンや主人公の向きが変化するバグまで発生するのです。
当然ながら、けつばん周りの動作が不安定で少し操作を間違えるとすぐフリーズします。セーブするときも別のバグ技を活用しなければデータがおかしくなってしまうわけで、非常にリスクの高い存在になっています。
このような危険過ぎるバグが残っていたのも驚きですが、それを好意的に受けいれていた1990年代にもびっくりです。もちろん初代ポケモン自体がものすごい流行っていたから、という前提はあるのですが、今では考えられないでしょう。
(すすだま)




