『ドラクエ3』ストレス溜まりまくりシーン4選「コントローラ投げた」
1988年に発売された『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』には、プレイヤーをイライラさせる場面がいくつもありました。楽しくプレイしているはずなのに、ストレスが溜まり、当時小学生だった筆者も思わず画面に暴言を吐いてしまうことがありました。今回は、そんなイライラポイントを4つ見ていきます。
楽しいはずのゲーム中にストレスが溜まった場面とは?
1988年2月10日に発売された国民的RPG『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』(以下、ドラクエ3)を、筆者は小学生の頃、夢中になって遊んでいました。一度クリアしたあとも、仲間の職業を変えるなどして、何度もプレイをした記憶があります。ただ、何度クリアしても本作にはイライラする場面がありました。そんな、ストレスが溜まる場面を振り返ります。
戦闘や移動中のワナでダメージを受けて、不幸にも仲間が死んでしまうことがあります。そんな時に、「ザオラル」を使える仲間がいれば、死んだ仲間を生き返らせることが可能です。ただ、この呪文が成功する確率は50%程度で、必ず生き返らせられるわけではありません。
ダンジョン探索中、残り少ないMPを使って死んだ仲間を生き返らせようとしましたが、成功せずにストレスを感じたことが何度もありました。1回唱えるたびにMPを10消費してしまうため、失敗続きでMPが尽きてしまい、泣く泣くダンジョンから撤退した覚えがあります。
同様の経験をしたプレイヤーは多かったようで、当時を振り返り「1、2回の失敗は許すけど、それ以上失敗した時はイラついた」「せっかく成功してもHPが半分だから、またやられてしまってイライラした」といった声がネット上に見られました。
また、倒すと多くの経験値が得られる「はぐれメタル」との戦闘も、イライラさせられた場面のひとつです。はぐれメタルは『ドラクエ3』で最高の経験値を得られるモンスターで、遭遇した際には倒せばレベルが上がると期待したものです。
はぐれメタルはHPが6と少ないながらも、守備力が高く、こちらの攻撃はまともに当たりません。コツコツとダメージを与えて、あと少しで倒せるというタイミングで、戦闘から逃げ出してしまうことがしばしばありました。
時には、先制攻撃をしてきたはぐれメタルがすぐに逃げ出すこともあり「だったら出てくるな!」と、当時の筆者は何度もプレイ画面に向かって声を出してしまったものです。「ドラクエあるある」でもあるはぐれメタル戦のイライラは、筆者のほかにも同じ思いがあるようで「ドラゴラムを唱えて、次のターンで倒そうと思ったのに逃げられてイライラした」「武闘家の会心の一撃を期待したけど、出る前に逃げられた」など怒りの声が目立ちます。