「謎の光演出は笑う」「潔いな」1話からいろいろ衝撃だった冬アニメ3選
2024年1月から放送された冬アニメは終わりを迎え、間もなく放送される春アニメを楽しみにしている人も多いことでしょう。今回は、春アニメ前にイッキ見してほしい、第1話から視聴者をびっくりさせた冬アニメを3つ振り返ります。
「思っていたのと違う!」 魔法少女になれなかった女子は悪の組織へ?
2024年冬アニメも多くは最終回を迎え、惜しむ声や続編の制作発表に歓喜の声が聞かれます。話題は早くも春アニメに向かっていきますが、冬アニメを見返したり見逃した作品を一気見したりする人もいるでしょう。そこで今回は、1話から衝撃を受けたとの声が多い冬アニメを振り返ります。
●『魔法少女にあこがれて』
2019年からウェブコミック配信サイト「ストーリアダッシュ」(竹書房)にて連載されているマンガ『魔法少女にあこがれて』(原作:小野中彰大)は、内容が過激すぎるため放送前から心配されていた作品です。
どこにでもいる少女の柊うてな(CV:和泉風花)は、街の平和を守る魔法少女に強いあこがれを持っていました。
第1話は、いつか自分も魔法少女になりたいと思っていたうてながある日、いかにも魔法少女アニメに出てきそうなマスコットのヴェナリータ(CV:福圓美里)に出会うところから始まります。
そしてうてなは、ヴェナリータに「変身してみる?」とそそのかされ、変身をすることになりました。しかし、彼女が予想していたものとは違い、紫色など暗めな色使いに露出度の高いコスチュームに変身してしまいます。実は、うてなは魔法少女ではなく「悪の組織の女幹部」の素質があることが発覚するのでした。
本作は過激な性的描写も多く描かれており、TV放送時に謎の光演出が各所に差し込まれるなどの修正がされています。
敵組織の幹部が主人公というまさかの展開を見せた本作には、第1話放送終了後「設定が斬新で面白いけど、際どいシーンが多くて笑う」「冬アニメの裏覇権はこの作品かもしれない」といった好評が相次ぎました。また、攻めた性描写に対しても「初回から飛ばしすぎ! 2話以降どんだけスケベな展開になるんだよ」「この描写は…最終回まで放送できるのか心配」と、驚きと今後の展開への声が出ています。
『魔法少女にあこがれて』はHulu、Amazon Prime Videoなど大手動画配信サイトにて絶賛配信中です。ちなみに無事に最終回まで放送されており、謎の光演出なしの無修正版はDVD、Blu-rayのみ鑑賞可能となっています。
●『俺だけレベルアップな件』
『俺だけレベルアップな件』は電子マンガ、ノベルサービス「ピッコマ」にて、累計PV数6.5億回を超えた人気作で、2024年の1月よりTVアニメ化されました。異空間と現空間を結ぶ「ゲート」が出現した世界を舞台に、超人的な力を持つ人間(ハンター)たちがゲート内でさまざまなダンジョンへと挑戦する姿が描かれています。
主人公の水篠旬(みずしの しゅん/CV:坂泰斗)は、人類最弱兵器と呼ばれるほど低ランクのE級ハンターとして生活していました。ある日、ダンジョン内で瀕死の重傷を負った旬の前に、謎のクエストウィンドウが現われます。よく状況も分からないままクエストを引き受けたところ、周りのハンターは強さが固定されているのに、自分だけがレベルアップできる能力を身につけ、ハンターとして活躍していきます。
ちなみにこの状態にいたるのは第3話で、第1話はハンターの激しい戦闘シーンが描かれ、味方が巨大な銅像に首を斬られたり焼き殺されたりと凄惨な展開が続き、物語に一気に引き込まれます。
放送後は「原作から読んでいるけど戦闘シーンのクオリティが高く感動した」「話の展開も早く沼った」など、第1話の続きが気になる人が続出していました。
『俺だけレベルアップな件』は3月30日に最終回を終え、第2期の製作が発表されました。第1期はNetflix、U-NEXTなどの配信サイトで全話配信中です。