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「コレ一発で大体解決」おなじみ波動砲ほかキッズが心踊らせたアニメの「大砲」3選

『宇宙戦艦ヤマト』の「波動砲」をはじめとして、アニメ作品にはさまざまな大型砲が登場し、ストーリーの中で重要な役割を果たしてきました。40年以上前に多くの少年たちが胸躍らせた大型砲を3つ、見ていきましょう。

大型砲の原点

4Kリマスター版『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』より (C)東北新社/著作総監修 西崎彰司
4Kリマスター版『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』より (C)東北新社/著作総監修 西崎彰司

『宇宙戦艦ヤマト』の波動砲をはじめとして、アニメ作品にはさまざまな大型砲が登場し、ストーリーの中で重要な役割を果たしてきました。今回は40年以上前に多くの少年たちが胸躍らせた大型砲を3つ、見ていきます。

●波動砲 『宇宙戦艦ヤマト』

 アニメに登場した大型砲といえば、いまなお代表例として名前を挙げられるのが『宇宙戦艦ヤマト』(1974年)の「波動砲」です。

 恒星間航行宇宙船である「ヤマト」の、メインエンジンである「波動エンジン」の出力を利用し、艦自体を砲身として使用する、画期的な装備でした。作中において、究極の兵器である波動砲がどのような手順で発射に至るのかが克明に描かれており、特に「総員対ショック対閃光防御」「エネルギー充填120%」といったセリフや演出は、後のシリーズだけでなく、多くの作品に影響を与えています。TV放送された1974年は、まだ太平洋戦争終結から30年しか経っておらず、当シーンが持つ重厚さは軍艦に対する知識や憧れを持つ当時の少年たちの心に深く突き刺さった、というのも頷ける話です。

 初めて波動砲が使用された第5話「浮遊大陸脱出!! 危機を呼ぶ波動砲!!」では、オーストラリアとほぼ同規模の、木星表面上の浮遊大陸を完全に粉砕しており、あまりにも大きすぎる破壊力が持つ危険性も示唆されました。なお、本作での波動砲は巨大な恒星のフレアや、「バラン星」の現住生物「バラノドン」の撃滅、「ガミラス星」の地下火山脈を撃ち抜くなど、主に障害を取り除く用途で使用されています。

1/144スケールでも全高73cm、デケェ。 イマージュ「ジャンボソフビフィギュア イデオン 40周年記念メタリック・バージョン」 (C)サンライズ
1/144スケールでも全高73cm、デケェ。 イマージュ「ジャンボソフビフィギュア イデオン 40周年記念メタリック・バージョン」 (C)サンライズ

●イデオン・ガン(波導ガン) 『伝説巨神イデオン』

 TVアニメ『伝説巨神イデオン』(1980年)の第28話「波導ガンの怒り」で初登場した「イデオン・ガン」は、タイトルの通り最初は「波導ガン」と呼ばれていました。ほぼ間違いなく「波動砲」の影響を受けたと思われます。砲身を腰だめに構え、エネルギーチューブを自機に繋げた姿は同じ富野喜幸(現:由悠季)監督が手掛けた『ザンボット3』の「イオン砲」にも似ています。

 その威力は、登場から40年以上が経過した今なお、ロボットアニメの兵器としては最高ランクの一角であり、「渦のように広がっていく波動に巻き込まれた敵が引き裂かれるように崩壊していく圧倒的な破壊力」と「無限の射程」を持っています。劇場版の『発動篇』では、敵対勢力「バッフ・クラン」の大軍を次々と消滅させ、惑星の向こうにいる敵に対してはその惑星を貫通して直接攻撃を行うなど、無法ともいえる運用も行われました。

 パワーが安定しないという難点もありましたが、半分のパワーでもバッフ・クランの大艦隊を殲滅することが可能なため、威力面ではもて余すこともあり、地表近くで放った場合は地形を変えるほどの被害を出しています。

「イデオン・ソード」や全身から放たれるミサイルとあわせ、絶大な破壊力を発揮し続けた「イデオン・ガン」ですが、バッフ・クランが建造した最終兵器「ガンド・ロワ」には抗しきれず、破壊されるという最期を迎えました。

【画像】「えっ…拡散!?」オリジナル版当時のキッズのド肝を抜いた こちらがアンドロメダ級一番艦「アンドロメダ」です(4枚)

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