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国民的アニメの原作で描かれた衝撃ラスト 「全員爆死」「下ネタ連発」

常軌を逸するほどの下ネタが炸裂した国民的作品

●『ゲゲゲの鬼太郎』

『ゲゲゲの鬼太郎』1巻(講談社)
『ゲゲゲの鬼太郎』1巻(講談社)

 第6期まで放送された国民的アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の原作も、人気を得たことでさまざまなマンガ誌で掲載された作品です。貸本版時代を経て1965年から「週刊少年マガジン」で掲載したばかりの時は『墓場の鬼太郎』というタイトルでしたが、TVアニメ化にともなって『ゲゲゲの鬼太郎』に改題されました。

 水木しげる先生が手がけた同作のなかでも衝撃的なラストとして有名なのが、「週刊漫画サンデー」1997年3月11日号に読切で掲載された「セクハラ妖怪いやみ」という話です。同話はとにかく登場キャラによる下ネタ、卑猥な発言や描写が怒涛のように描かれています。

 話としては、人格者だったある会社の社長が、急にセクハラ行為に及ぶようになり、怪しんだ鬼太郎たちが調査したところ、その原因は妖怪「いやみ」の仕業だったことが判明しました。いやみが吐き出すガスを吸うことで、すべての人間がエロに走ってしまうのです。

 そして、いやみとの戦いが描かれるのですが、そのバトルに登場する技は「おっぱいや男性器が飛んでくる」「陰毛で首を絞める」といった下品極まりない攻撃でした。直接的な表現は控えますが、作中で鬼太郎もとんでもない下ネタ発言を放っています。

 最後は鬼太郎によっていやみは倒され、そのまま話の幕を閉じますが、いまだに語り継がれる鬼太郎のラストのようで、「間違いなく鬼太郎史上一番の問題作」「あくまでもスピンオフの話だし、正規のラストではないけど、これはこれで面白い」などの声があがっていました。

(LUIS FIELD)

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