『ワンピ』作中屈指の胸くそキャラ4選 「ファンもイライラ」「早く倒して」
魅力的なキャラクターがたくさんいる『ONE PIECE』ですが、なかには読者をイライラさせるほどの「胸くそキャラ」も存在します。読者が「早く倒されてほしい」と望むほどの、強烈な悪役キャラをみていきましょう。
「人の姿をした悪魔!」読者にも罵られる最悪の胸くそキャラとは
※この記事には、コミックス未収録分の話の情報が含まれています。
大人気マンガ『ONE PIECE』には多くの魅力的なキャラがいる一方で、読者をイライラさせるほどの「胸くそ悪い」敵キャラも少なくありません。多くの読者から「早くぶっ飛ばしてほしい」と望まれるほど読者をイラつかせる、「胸くそキャラ」について振り返りましょう。
胸くそキャラの王道といえるのが、天竜人のひとりチャルロス聖でしょう。彼は第499話の初登場の際に、人間の奴隷を自分の乗り物として酷使し、蹴るなどの暴行を加えています。さらに、目の前を通り過ぎようとした怪我人を銃で撃つ、その場に同席していた看護師の女性を無理矢理自分の妻にするなど、傍若無人なふるまいが描かれていました。
そんなチャルロス聖は第502話で無抵抗のタコの魚人のはっちゃんを撃ち、ルフィの逆鱗にふれたことで殴り飛ばされます。ルフィがチャルロス聖を殴り飛ばすシーンは見開きページいっぱいに描かれ、SNS上ではファンから「ルフィがチャルロス聖を殴るシーンは何度読んでもスッキリする」「作中でも屈指のスカッとするシーンだ」など、名場面のひとつとして評価されています。
しかし、彼はなんだかんだ身体が頑丈で、その後世界会議で八宝水軍のサイとレオの攻撃を食らっても生存しました。今後はどんな制裁を食らうのか、注目が集まります。
また、五老星のひとりのジェイガルシア・サターン聖も「胸くそキャラ」のひとりにあげられています。コミックス108巻第1100話では、「青玉鱗」という病気にかかってしまったボニーの治療と引き換えに、バーソロミュー・くまに人間兵器になるように命じる場面がありました。
さらにサターン聖はくまが元革命軍であったことから、世界政府に危害が及ばぬように「最終的に一切の『思考』と『自我』を捨ててもらう」という、事実上の死刑宣告をしたのです。それだけではなく、第1103話ではボニーの母であるジニーが「青玉鱗」に侵され命を落としたのは、サターン聖による薬物実験の副作用であることが明かされました。
また、ボニーが生まれた際に悪魔の実のエキスを飲ませるなど、ボニーとジニーが親子そろって実験台にされていたことも判明しています。これにはかなり嫌悪の声が多く、「人体実験したいなら自分の身体でやれよ」「サターン聖は人の姿をした悪魔だ」など、かなりの嫌われキャラとなりました。