【漫画】肩こりや腰痛は「歳のせい」と思っていたら? 治らない病気と診断、7千人が「今後気になる」
30代になり、肩こりや腰痛に悩まされることが増えた作者。年齢によるものかと思いきや、ある病気と診断されて……。Instagramで公開されたマンガが、「健康第一ですね」「今後が気になる」と話題の作者、chazさんにお話を聞きました。
30代に入り、ひどい肩こりや腰痛に悩まされるように
側弯症から起こる肩こりや腰痛について描いたマンガ「体の異変」が、Instagramで7300以上のいいねを集めて話題となっています。
作者は30歳を超えてから、ひどい肩こりや腰痛に悩まされるようになりました。病院で診察してもらったところ、「側弯(そくわん)症」という診断が。悪化を防ぎ、この先も長く絵が描き続けられるよう、作者はさまざまな対処法を実践し……。読者からは、「お大事に!」「健康第一ですね」「今後どうされるのか、気になります」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、イラストレーターのchazさんです。Instagramやchazさんのホームページなどでマンガを発表しています。chazさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーー側弯症になった原因は何だったのでしょうか?
人によるかと思いますが、私の場合は遺伝的なものらしいです。病院の先生いわく、中学生ぐらいから発症していたみたいですが、32歳になるまで気付きませんでした。
私は仕事がイラストレーターなので、姿勢や利き手の酷使が、側弯症をより悪化させているようです。
ーー肩こりや腰痛を和らげるために実践した対処法のうち、最も効果的だと感じたものは何ですか?
まだ見つけられていません。結局、このマンガを描いた後も不調が続いたので、コルセット治療を検討中です。上手に付き合っていく方法を探しています。
ーーこの作品の制作には、どのくらいの時間がかかりましたか?
約2時間かけて描きました。この病気のことを先生にいわれてから、描くべきか迷いましたが、同じような思いをしている方と情報を共有できるかもと思い、描くことにしました。
ーー仕事や育児で忙しいなか、マンガを制作する時間はどのように確保していますか?
子供が生まれる前は、「毎日投稿」を目標にしていました。でも子育てが始まり仕事もあると、なかなか描けないこともあり、「毎日投稿」に対してプレッシャーを感じ始めたのでやめました。好きなときや思い付いたときにサッと描けるよう、日々ネタをスマートフォンにメモし、iPadを持ち歩き、移動中の電車やファミレスなど、場所を問わず描けるようにしています。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
手術で治った方や現在も悩んでいる方、上手に付き合っている方など、私と同じ病気の方からのコメントが多く、さまざまなアドバイスをいただきました。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
子育てや仕事をしていると、自分の体のことは二の次になってしまいがちなので、改めて「自分の体を大切にしなければ」と、思ったことがきっかけです。
●chazさん 過去のインタビュー
「ほっこり」保育園の連絡帳を見るのが楽しみ 息子に友達ができて世界が広がる
息子の入園初日! 下駄箱の名札を見て「名付け」に悩んだ日々を思い出して?
(マグミクス編集部)