『サザエさん』実写化で「ガチ同い年」キャストを揃えたら… 衝撃メンバー誕生か?
『サザエさん』の実写版はこれまで何度も作られてきましたが、もし「本当にピッタリ同い年」の人たちで作るとどうなるのでしょうか。実現可能かどうかは度外視して、考えてみました。
え…っ? 「今年、波平と同い年」が意外過ぎ?
1969年に放送が始まり今年で55周年となる国民的アニメ『サザエさん』(原作:長谷川町子)は、過去に何度も実写映画、ドラマや舞台が制作されてきました。世代によって、江利チエミさん、星野知子さん、観月ありささんなどいろんな3次元のサザエさんが浮かぶのではないでしょうか。
ただ、『サザエさん』の登場人物の実年齢は意外と若く、実際のキャストと年齢に乖離が生じることも少なくありません。そこで今回は「登場人物の年齢とガチの同い年」の人気芸能人のみで、磯野家の大人たちの仮のキャスティングを予想してみることにします。2024年内に同い年になる人でそろえると、どんなキャスティングとなるのでしょうか。実現性は度外視して考えてみましょう。
まず主人公フグ田サザエのキャストです。『サザエさん』公式サイトによれば、サザエさんの年齢は24歳で、今となっては驚く人が多い設定でしょう。
2024年内に24歳になる2000年生まれの女優で実写版の主演、ヒロイン経験も豊富なでは、浜辺美波さん、上白石萌歌さんが挙げられます。浜辺美波さんは映画『ゴジラ-1.0』の昭和ヒロインもハマっていましたし、紅白歌合戦の司会も経験しており老若男女が知っているサザエさん役にピッタリかもしれません。上白石さんも『子供はわかってあげない』『金田一少年の事件簿』『パリピ孔明』など、実写版のヒロイン、コメディ演技の経験、実績もあります。はっきりした目鼻立ちで、サザエさんヘアになったとき、どんな雰囲気になるのか気になるところです。
そんなサザエさんの夫フグ田マスオは、28歳に設定されています。マスオさんと今年同い年になる1996年生まれの俳優では、横浜流星さん、高杉真宙さん、なにわ男子の藤原丈一郎さん、 timeleszの佐藤勝利さん、今やハリウッド俳優の新田真剣佑さんなど豪華な顔触れがそろいます。
サザエさん役が浜辺美波さんの場合、彼女に振り回される役としてはマスオさんは実写版『賭ケグルイ』で蛇喰夢子&鈴井涼太役のコンビを組んだ高杉真宙さんがベストかもしれません。あのふたりが今度は夫婦、というだけで話題性は高そうです。
横浜流星さんも、浜辺さん(『私たちはどうかしている』)上白石さん(『L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』『アキラとあきら』)両方と共演経験があります。さらに、マスオさんはフライパンをひっくり返しながら自分も「バク宙」するという衝撃技を披露した身体能力の持ち主のため、アクションが得意な横浜さんが演じればアニメ通りのシーンができるかもしれません。
そして、「サザエさんたちの年齢」の話題で毎回驚きを呼ぶのが、まだ「54歳」の波平です。2024年に54歳になるのは、アニメ放送開始後に誕生した1970年生まれの方々で、子役時代から50年近い芸歴を誇る吉岡秀隆さんや、お笑い芸人ながら演技経験も豊富なマキタスポーツさん、博多華丸さん、原田泰造さん、さらに定期的に俳優業もしている西川貴教さんなど多彩な顔触れがいます。
なかでも「頑固おやじ」イメージだと、2024年3月までドラマ『不適切にもほどがある!』で昭和世代の親父を好演して話題を呼んだ阿部サダヲさんが適任ではないでしょうか。波平と同い年とは思えませんが、磯野家の大黒柱を軽妙に演じてくれそうです。ちなみに『不適切にもほどがある!』に出演していた八嶋智人さん、脚本で俳優としても活躍している宮藤官九郎さんも1970年生まれです。波平のヘアスタイルはカツラで再現できるので、いろんなバージョンが浮かんでしまいます。
また、『不適切にもほどがある!』で阿部さんと親子役だった河合優実さんも2024年12月に24歳となるので、彼女がサザエさん役というのもいいかもしれません。
そして唯一明確に年齢が定まっていないのが、公式サイトでは「50ン歳」となっているフネです。波平より年下の50~53歳だとして、ざっとあげていくと……
74年生まれ(50歳)で戸田菜穂さん、水野美紀さん、山本未來さん、73年生まれ(51歳)で深津絵里さん、宮沢りえさん、篠原涼子さん、松嶋菜々子さん、りょうさん、72年生まれ(52歳)で西田尚美さん、稲森いずみさん、常盤貴子さん、鈴木砂羽さん、松雪泰子さん、高岡早紀さん、寺島しのぶさん、71年生まれ(53歳)で木村多江さん、中嶋朋子さん、藤原紀香さん、檀れいさん、牧瀬里穂さん……とすごいメンバーになってしまいました。
着物姿がぱっと浮かぶ方も木村多江さん、檀れいさん、宮沢りえさん、高岡早紀さんと豊富ですが、阿部サダヲさんが波平だとすると、たとえば篠原涼子さんがフネ役なら「アンフェア」シリーズで敵対していた雪平夏見と上司の小久保祐二が夫婦に、というようなキャスティングも話題性は高いでしょう。阿部さん、篠原さんは映画『下妻物語』でも夫婦役でした。
いろんな組み合わせが妄想できてしまう「ガチ同い年版実写『サザエさん』」、万が一実現すればすごい作品になりそうですが、スケジュールが合わなそうなメンバーで悩ましいところです。
(マグミクス編集部)