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2020年の超大作『エターナルズ』 は、アベンジャーズも勝てない最強チーム?

押さえておくべきキャラ、剛腕の「ギルガメッシュ」

原作コミック『エターナルズ』Vol.5(Marvel) の表紙に描かれる、ギルガメッシュ。映画版はマ・ドンソク演じることで注目が集まっている
原作コミック『エターナルズ』Vol.5(Marvel) の表紙に描かれる、ギルガメッシュ。映画版はマ・ドンソク演じることで注目が集まっている

『エターナルズ』の物語は、100万年前の地球で宇宙の原始的存在であるセレスティアルズが類人猿の遺伝子操作実験を行った過程で、3つの種族が誕生したところから始まります。3つの種族とは、人類、ディヴィアンツ、そしてエターナルズ。ディヴィアンズは人類にとっての脅威の存在であり、その脅威から人類を守る守護者となるように命じられたのがエターナルズ、という構図で物語が進みます。

 実は、2014年に『Guardians of the Galaxy Vol. 2』で主人公のスターロードの父親・エゴがセレスティアルズであること、作中に出てきた惑星ノーウェアが伝説のセレスティアルズ「エソン・ザ・サーチャー」の頭蓋骨で作られていることが触れられています。

 さらに、アベンジャーズを追い込んだ強敵サノスの父アラースは、土星の衛星タイタンの復興に励んだエターナルズのひとりとしても知られています。こうした、アベンジャーズや過去作との接点も見逃せません。

 エターナルズは複数のヒーローが結集したチームですが、ここでは韓国の人気俳優マ・ドンソクが演じる「ギルガメッシュ」に注目したいと思います。観客に強い印象を残すコワモテで、犯罪映画やアクション映画で強い魅力を発揮し、コメディ演技も評価されています。彼が本作で演じるのは肉弾戦を得意とする「ギルガメッシュ」。アベンジャーズではソーのような立場にいるキャラクターです。

 力、スピードのほか、圧倒的な耐久力でビーム発射や飛行も可能。治癒能力や不老不死まで兼ね備えた存在であり、エターナルズ創生初期から登場する人物でもあります。力だけでなく、地球の歴史上さまざまな時期に存在していた戦闘方法や武器に関する知識に長けているというのもポイント。原作コミックスでのギルガメッシュは、メソポタミア神話に登場する伝説的な王ギルガメッシュと同じ名前を持っており、ヘラクレスとも混同されるなど神格化されています。

 実は、今作のギルガメッシュは「本来は東洋人のキャラクターではなかった」と明かされており、マ・ドンソクをキャスティングするために、マーベル・スタジオが役どころの設定を変える決断を下したというエピソードがファンに驚きを与えました。パワフルなマ・ドンソクならではのアクションと、ドラマと現実の境界を混乱させるリアルな演技がマーベル・スタジオを魅了し、キャスティングに至ったといいます。

 キャラクターとしての注目度だけでなく、マーベルが設定を変えてまでオファーしたマ・ドンソクが演じる映画での「ギルガメッシュ」にも期待が高まっています。ほかにもエターナルズには個性的な面々が揃っていますので、劇場公開に向けて、順次紹介していきたいと思います。

(大野なおと)

【画像】11月公開『エターナルズ』 謎に包まれたヒーローたちの肖像(4枚)

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