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「ドット絵なのに残酷描写すごい」 家庭用ゲームで攻め過ぎな「Z指定」タイトル3選

暴力、恐怖、犯罪……アダルト描写がなくとも「18歳未満禁止」に分類されるゲームには、さまざまなバリエーションが見られます。そんな家庭用ゲーム機R18タイトルのなかから、ゲーム内ではなく「ゲームそのもの」にユニークな背景が付随するレアタイトルを紹介します。

「それでR18なの?」知るとビックリなCERO Zタイトルたち

Nintendo Switch『滅やばたにえん』より
Nintendo Switch『滅やばたにえん』より

 リアルなグラフィックで現実を想起させる戦争や犯罪描写、スプラッター描写があったりするゲームがレーティング機関のCEROによってCERO Z(18歳以上対象)に分類されることは、今日めずらしいことではありません。しかし、そうしたタイトルのなかには「そんな見た目で!?」「そんな経緯で!?」と意外な背景を持つゲームが存在します。家庭用ゲーム機R18タイトルの異端児ともいえる3本を紹介しましょう。

●かわいらしいドット絵なのに超スプラッター!
 Nintendo Switchで配信されている『滅やばたにえん』は、危機的な状況に置かれた8人の少女たちを救出するのが目的のマルチエンド脱出ゲーム『やばたにえん』とシリーズ2作目『滅・やばたにえん』のカップリング作品です。

 二頭身のドット絵で描かれたかわいらしいヒロインたちや、若者言葉の「やばたにえん」をタイトルに冠しているところにユルい雰囲気を感じますが、実態はその正反対で、屋敷に捕らえられた少女たちを手際よく解放できなければ、あの手この手のおぞましいトラップで少女たちの「血なまぐさい残酷ショー」が次々に発生してしまう、非常にエグいゲームに仕上がっています。

 本作では時間の経過を示す「STEP」という概念があり、STEPが上昇すると屋敷内のさまざまな状況が変化します。その結果、試行錯誤の末に少女を助ける方法が分かってもすでに手遅れということも……! 最良のエンディングを迎えるのが先か、プレイヤーの心が折れるのが先かという最凶のハラハラ具合を満喫できます。

「ドット絵でもここまでエグい描写ができるんだ……」という制作者の執念すら感じられそうなグラフィックを味わいたい方は、ぜひ挑戦してみてください。Switchでは、シリーズ3作目となる『やばたにえん酸』もCERO Zで配信中です。

【画像】えっ、描写エグすぎ! これが「攻め過ぎなZ指定ゲーム」たちです(9枚)

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