【漫画】父の仏前で御経をあげていた亡き母 やがて子が生まれ「知ってる!」指さした先は? 4千人が感動
父の仏前に、毎日御経をあげてお花を供えていた母。若い頃の娘は「なぜそんなことをするのか」と思っていました。やがて母も亡くなると、娘は母と同じことをするようになり……。母への思いを描いたマンガをInstagramで発表した作者、ママぺいさんにお話を聞きました。
母が花を手向けていた理由とは?
亡き母の思い出と、自らも母になってからの変化について描いたマンガ「花を手向ける理由」が、Instagramで4000以上のいいねを集めて話題となっています。
父の仏前に、毎日花を供えて御経をあげていた母。そんな母の姿を見た娘は「なぜよけい寂しくなるようなことをするのか」とわだかまりのような思いを抱えていました。しかし、やがて母も亡くなると、娘も母と同じように……。亡き人への思いを描いた、心がほんのり温まるマンガです。
このマンガを描いたのは、ワーキングマザーのママぺいさんです。家族の日常を描いたマンガをInstagramとブログ「ママぺいのワーママブログ」で発表しています。ママぺいさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーーお母様が亡くなる前から、ママぺいさんも御経をあげていたのですか?
いえ、初めてだったので、見よう見まねでやりました。
ーー経本にお母様の涙のあとが残っていることに気付いたとき、どう思いましたか?
母が泣いていたのは覚えているのですが、改めて経本に母の涙が残っているのに気付いて、その頃の母の気持ちと自分の気持ちが重なりました。また、「母の生きていたあとがここに残っている」とも思いました。
ーー息子さんが、お母さんを「知ってる」といったとき、どう思いましたか?
本当に驚きました。
ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか?
3年前の、育休中から始めました。「育休中に何か思い残すことはないか」と考えたとき、Instagramでマンガを描きたいと思い、アカウントを開設しました。
ーーマンガ1作品を仕上げるのに、どれくらい時間をかけていますか。
ものにもよりますが、夜中にコソコソ作業をして、3日くらいかかっています。制作はiPadで行っています。
ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。
子育ての記録として描いているので、子供との思い出を描いていきたいです。
(マグミクス編集部)