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ドリキャス版『超鋼戦紀キカイオー』の魅力 20年経った今、新作に期待したい理由

ドリームキャスト版『超鋼戦紀キカイオー』の凄さ

アーケードゲームのイメージ(画像:写真AC)
アーケードゲームのイメージ(画像:写真AC)

 ドリキャス版『キカイオー』は完全移植をはるかに超えた、アーケード版のブラッシュアップ版となっていました。まずグラフィックが大幅に改善されており、十分見ごたえのあるレベルとなっていました。

 アーケードでは聞きづらかった髑丸(どくまる)&アみーゴ隊が歌うオープニングテーマ”闘え!キカイオー”も聞き放題。オープニングのアニメーションは完全新作で、アーケード版よりもはるかに高レベルな作品となっていました。ちなみに髑丸の正体はゲームサウンドクリエイターの岩井隆之さん。カプコンの対戦格闘ゲーム『ヴァンパイア』シリーズを担当していた方です。

 キャラクターもフルボイス化されており、ストーリーもゆっくりじっくり楽しめるようになったうえ、ゲーム性や操作性も飛躍的に向上して格闘ゲームとしても遥かにレベルアップした『キカイオー』は、遂にその真の力を世に知らしめたのです。

 筆者もドリキャス版を大分やりこみましたが、今考えると残念だったのが、当時はまだインターネットの固定回線が普及していなかったことです。2001年には電話回線を使用した対戦サービスに対応した『超鋼戦紀キカイオー for Matching Service』が発売されましたが、2003年にはサービスを終了してしまっています。もしこの時期に今のようなネットワーク対戦が可能だったら、『キカイオー』はもっと盛り上がっていたでしょう。

 時代に恵まれなかったとはいえ、『キカイオー』が残したインパクトは決して色あせることはありません。むしろ、当時よりもメディアミックスやネットワーク環境が向上した現代であれば、その大きなポテンシャルを生かしてより大きな人気を獲得できるのではないかと筆者は考えています。

 この令和の時代に『キカイオー2』を見たい。そう期待しているのは、たぶん筆者だけではないでしょう。

(ライター 早川清一朗)

※2020.1.30 記事本文の一部を修正しました。

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