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名言続出!『プロレススーパースター列伝』のブッチャーに学ぶ、“マネー”の大切さ

名言が続々!「ブッチャー」編が教えてくれるお金の大切さ

『プロレススーパースター列伝』デジタルリマスター版(グループ・ゼロ)1巻。表紙ではブッチャーの肖像をよりアップで描く
『プロレススーパースター列伝』デジタルリマスター版(グループ・ゼロ)1巻。表紙ではブッチャーの肖像をよりアップで描く

『ブッチャー編』の核には、ブッチャーの才能を見出し、「見せるプロレス」を教えたとされる「ザ・シーク」との抗争があるのですが、このシークにはギャラをピンハネされたり、タッグマッチでの負けを強要されたり、その流れで仲間割れした後はプロモーター(興行主)としてのパワハラを使い、試合を干されたりと、さんざんな目に遭うことになります。そうしたなかでブッチャーが行きついた人生哲学が「信じるのは己とマネーのみ」という生きざまです。

 のちにシークから再タッグの要望を受けた際も「マネーはヒフティー・ヒフティー(半分づつ)が条件だ」と交渉し、賞金1万ドルのバトルロイヤルで出場レスラー全員が敵となる『14対1』の罠を仕掛けられても「がっぽりかせがせてくれさえすりゃ、今日のことなんざ忘れ、またタッグも組むし、興行にもだしてもうらうさ!」とビジネスライクな発言を繰り広げます。物語冒頭で記者に向かって放った「100万エン持ってくるか、きえな!!」というセリフは、その最たる例といえるものでしょう。

 無論、列伝のなかのブッチャーはただのケチというワケではなく、「ファイトさえありゃ、世のなかなんとかなるもんだぜ~~~ッ!!」や、「同情されるくらいなら憎まれろ! それが男だ!」、「とうとう信じられるもの……妻を、家庭をおれは得た! それを守るために今度は戦うッ、戦いぬくんだ!!」といった、心に響く名言の数々を残します。そう、あくまでも「家族を守る」ために必要なのが“マネー”なのです。

 この先、景気の先行きも不透明でしょうが、今のような時代だからこそ、“マネー”の大切さ、そしてそれを「何に使うか」をしみじみと考える上で読んでおきたい1冊です。

(渡辺まこと)

【画像】伝説のレスラー「ザ・ブッチャー」、スマホゲームにも「参戦」していた!(6枚)

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