「だまされた!」「毎回泣く」スーファミソフトのトラウマボス3選
「失敗したら最初から」「専用アイテム忘れた!」ボス戦で困惑した名作
●『ゼルダの伝説神々のトライフォース』
1991年に任天堂から発売されたアクションアドベンチャーゲーム『ゼルダの伝説神々のトライフォース』には、アクションゲームならではの、プレイヤーを困惑させるような特徴を持つボスが登場します。
序盤のボスでは、高速でステージ上を動き回る、ヘラの塔の「デグテール」が記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。プレイヤーは、デグテール本体に触れると弾かれるため、ステージ下に落とされることが多々ありました。下に落ちるとボス戦を最初からやり直しとなるため、「何度弾き落とされたことか」「ラスボスより苦戦した」「序盤にして最強のボス」などの声が見られ、苦戦に次ぐ苦戦を経験したことで、多くの人にトラウマとなったようです。
巨大な亀の姿をしたボス「デグロック」も強敵でした。デグロックには、3つの頭があり、プレイヤーは青い頭にファイアロッド、赤い頭にはアイスロッドを使用して攻撃します。
そのためアイテムを知らなかったり、アイテムを使うためのMP回復薬を忘れたりすると、ボス戦の開始と同時に「詰む」という厳しい設定がプレイヤーを苦しめた原因でした。「デグロックで魔力切れ」「アイスロッドを取り忘れていたからダンジョンを2周」など、キャラ操作以外の部分で苦戦するボスでもありました。
攻略が難しいスーパーファミコンのボスを、クリアできたときの爽快感は特別なものでした。しかし、負けた悔しさを、子供心にしっかりと記憶している人も多いのではないでしょうか。「あのボスはトラウマ!」という記憶も、いまとなっては大切な思い出なのかもしれません。
(LUIS FIELD)