実写『シティーハンター』に早くも絶賛続出!「鈴木亮平すごすぎ」「Get Wildで号泣」
2024年4月25日16時より、Netflix独占配信の実写映画『シティーハンター』が公開されました。ネット上にはさっそく鑑賞したファンの声が集まっており、なかには早くも「続編希望」との声もあがっています。今回は、『シティーハンター』を見たファンの感想をみていきましょう。
「クールさ」「もっこり」を演じ切った鈴木亮平さんの名演
2024年4月25日16時より、Netflix版実写映画『シティーハンター』(原作:北条司)が公開されています。同日の午前9時17分に主演の鈴木亮平さんがX(旧Twitter)に、「自分の心の、体の、引き出しにあるもの全てを注ぎ込んで演じました」と書いた投稿が、瞬く間に3000件以上リポストされるなど、公開前から盛り上がりを見せていました。
さらに『シティーハンター』ならではの「もっこり」というワードが踊る広告や、宣伝のトラックも大いに話題を集めており、本作への期待値の高さがうかがえます。
本作は累計発行部数5000万部を突破し、一大ブームを巻き起こした同名マンガを原作にした実写映画です。過去、1993年にジャッキー・チェンさんが主演した香港映画や、2019年にフィリップ・ラショーさんが主演、監督を務めたフランス映画と、実写映画化されてきましたが、日本では本作が初の実写化(パラレルワールドを描いた『エンジェルハート』は2015年に実写ドラマ化)です。
特に、フランス版はかなりの原作リスペクトあふれる作品として日本でも絶賛されました。今回の日本初実写化映画も、それに負けず劣らず好評を集めています。
『シティーハンター』は主人公の「冴羽リョウ(演:鈴木亮平)」が、新宿を拠点にした超一流のスイーパー(始末屋)として、裏社会でのさまざまなトラブル処理を請け負うというストーリーです。リョウは並み外れた銃の腕と身体能力、冷静沈着な頭脳で仕事をこなす一方で、無類の美女好きで女性にだらしない面も持ち合わせています。今回の実写版では、リョウがヒロインの「槇村香(演:森田望智)」と相棒になるところまでが描かれました。
公開前の段階で、Xのトレンドに「#シティーハンター」が入るほど注目を集めていた本作を実際に鑑賞したファンからは、どのような感想が出ていたのでしょうか。
まず、実写映画『シティーハンター』には、主演の鈴木亮平さんを絶賛する声が目立ちました。
子供の頃から『シティーハンター』が好きだったという鈴木さんは、NetflixJapanの公式YouTubeで、リョウの相棒で香の兄である「槇村秀幸(演:安藤政信)」とのシーンも、原作を極力再現できるよう、みんなで考えたと話しています。そのような鈴木さんの熱量はしっかり伝わったようで、「鈴木さんが冴羽リョウを完璧に再現していて素晴らしかった」「かっこいい銃さばきも、女性にだらしないもっこりちゃんもどちらも楽しめました」「序盤の『もっこり』の言い方や銃を一瞬で解体する手付きまで、もう完璧に冴羽リョウだった」など好評の声が多く見られました。
加えて「香の心の強さと優しさを体現していた森田望智さんも完璧だった」「木村文乃さんが、甘い顔立ちとキャリア組の胆力を備えた冴子にピッタリ」「安藤政信さんの完成度の高い槇村兄に感動した」など、お馴染みのキャラたちを演じた豪華なキャスト陣を高く評価する人も見られました。
また『シティーハンター』の醍醐味といえば、リアルなガンアクションシーンでしょう。物語の前半で槇村が命を落としてしまい、リョウはその真相を明らかにするために動き出します。その過程で激しい銃撃戦に巻き込まれたリョウのガンアクションを見たファンからは、「邦画とは思えないほど原作に忠実でかっこいいガンアクション」「銃の撃ち方ひとつとっても、原作へのリスペクトを感じる」「コルトパイソンのノールック高速リロードにしびれた」と、絶賛されていました。
そしてもうひとつ、『シティーハンター』の外せない要素として、TM NETWORKによるTVアニメのエンディングテーマ「Get Wild」も挙げられるでしょう。本作のために新録された「Get Wild Continual」に対し、最後に流れるタイミングの良さも相まって、「GET WILD流れながらエンディング始まるのは最高」「曲が流れだした途端、涙が止まらなかった」といった声もあがっており、従来の作品に対するリスペクトあふれる演出に感動した人も多かったようです。
一方で、お決まりの「もっこり」を代表とする、現在の観点からするとセクハラに当たりそうなシーンをどう再現するのか、配信前から注目と心配が集まっていました。いざ公開されてみると「このご時勢に、表現を変えながらよく、もっこりを再現してくれた。制作側も苦労しただろう」「下ネタでも下品に聞こえない爽やかさがあった」「適度なもっこり具合が良い塩梅だった」と、『シティハンター』ならではの「もっこり」がほどよく再現され、コンプライアンスの厳しい時代であっても、好意的にとらえられているようです。改めて、具体的なワードではない「もっこり」という表現の絶妙さが光ります。
また原作未読の初見勢からも「リョウの不死身のヒーロー感がたまらなくかっこよかった」「序盤の話らしいから、原作を知らなくてもめちゃくちゃわかりやすくて面白かった。劇場公開してもよかったと思うほど」といった声があがっており、この実写版からハマってしまった人も続出していました。
そして、さっそく「続編に期待」「今作で登場していないキャラが見たい」など、早くも次回作を待ち望む声も出ています。特に、誰が演じるのかと期待が集まっていたリョウのライバル、「海坊主(本名:伊集院隼人)」や、そのパートナーの「美樹」を実写版で観たいという人が多いようです。原作のストックはまだまだたくさんありますし、さらに人気を獲得していけば、続編の制作が決まるかもしれません。楽しみに待ちましょう。
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本作の原作者である北条司先生の、デビュー作から読切、短編作品まで、初公開となる原画を展示する「北条司展」が、2024年6月23日までの日程で、コアミックス社のアートギャラリー「GALLERY ZENON(ギャラリーゼノン)」(東京都武蔵野市吉祥寺南町)にて開催中です。代表作「キャッツ・アイ」「シティーハンター」を含む各作品の原画が、前期、後期日程合わせ約150点以上、展示される予定といいます。
入場料は大人1000円から1600円、小学生以下500円から800円、会場ではグッズ販売のほか、併設のカフェでコラボメニューの提供も実施されています。
※冴羽リョウの「リョウ」は、正しくは「けものへん+寮」。
※キャッツ・アイの「・」は、正しくはハートマーク。
(LUIS FIELD)