「ガチ迷子」で絶望した? 二度と入りたくない「RPGの難解ダンジョン」3選
RPGをプレイするなかで、「ダンジョン」の存在は欠かせません。冒険のワクワク感を高めてくれる要素ですが、ときには複雑な構造すぎて迷子になるプレイヤーも…。今回は多くのプレイヤーを悩ませた「超難関ダンジョン」を振り返ります。
多くのプレイヤーを悩ませた「難解な迷宮」の数々

RPGの世界に欠かせない要素のひとつに、「ダンジョン」があります。内部にはお宝が眠っていたり、強敵が潜んでいたりして、プレイヤーの冒険心をくすぐる場所です。
しかし、なかにはダンジョン内部の構造やギミックが複雑すぎて、迷子になるプレイヤーが続出した意地悪なダンジョンも存在しました。そんな難解なダンジョンを振り返ります。
そのまま突入すると画面が暗すぎて、まともに冒険できなかったのが、『ポケットモンスター 赤・緑』などに登場する「イワヤマトンネル」です。
イワヤマトンネルの構造はそこまで複雑ではないものの、トンネル内は真っ暗で、「フラッシュ」のわざを使えるポケモンがいないと、まともに攻略するのが困難でした。
フラッシュなしでも侵入できますが、その状態だと道中の野良トレーナーはおろか、主人公の姿すら、うっすらとしか見えません。
フラッシュの「わざマシン」の入手法が分かりにくかったことから、フラッシュなしで無理やり突入し、迷子になった人も多かった場所です。
なかには「部屋の明るさを変えて、めっちゃ本体を傾けてクリアした」「本体の画面の明るさを変えて行った」など、苦労の末に「フラッシュなし」で突破した猛者もいるようです。
続いて、『FINAL FANTASY XII』の「クリスタル・グランデ」というダンジョンも多くのプレイヤーを悩ませました。
このダンジョンは大量の円形のフロアが延々と続いており、視覚に頼っていると迷子になりがちです。しかも、しっかりとマップが機能しない場所だったので、やり込み勢すら絶望させた難解なダンジョンでした。
主にエクスカリバーを入手するために訪れますが、あまりの攻略の難しさに、ファンの間で「拷問エリア」と呼ばれているほどです。
似たような景色と地名が続き、転送装置も多数あるプレイヤー泣かせの場所として知られ、「数十時間費やすことで、ようやく出口にたどり着いた」といった苦い記憶が絶えないダンジョンとして語り継がれています。
1996年発売のPlayStation用ソフト『女神異聞録ペルソナ』のラストダンジョン「デヴァ・ユガ」も、クリスタル・グランデに匹敵するトラウマ量産ダンジョンです。
全6階ある「デヴァ・ユガ」の内部は複雑な迷路のような構造になっていて、行き当たりばったりで攻略するのは至難の業でした。
行き止まりと曲がり角の多さは目を疑うほどで、実際にマップを見ながら進んでも迷いかねないレベルです。また、デヴァ・ユガ内にはセーブポイントが入り口以外に存在せず、出現する敵も強敵ぞろいでした。
ネット上にも「攻略本を見ても迷った」「最深部まで行くのに6時間かかった」といった苦労話が多々見受けられ、いまだトラウマになっているプレイヤーも多いようです。
今回取り上げたのは、トラウマを量産した超難関ダンジョンのほんの一部に過ぎません。皆さんの心に残っている難解な迷宮といえば、どのようなダンジョンを思い出すでしょうか。
(マグミクス編集部)