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『ワンピ』雷が優勢か? 「ピカピカの実」「ゴロゴロの実」強いのはどっち?

『ONE PIECE』に登場する「悪魔の実」は、どの能力が最強なのかという議論がファンの間でたびたび起こります。そんななかでも最強と名高い「ゴロゴロの実」と「ピカピカの実」の似た能力はどちらが強いのでしょうか。

最強と名高いふたつの悪魔の実

ゴロゴロの実の能力者エネルが描かれた『ONE PIECE Log Collection “GOD”』DVD(エイベックス・ピクチャーズ)
ゴロゴロの実の能力者エネルが描かれた『ONE PIECE Log Collection “GOD”』DVD(エイベックス・ピクチャーズ)

『ONE PIECE(ワンピース)』にはさまざまな悪魔の実が登場します。ファンの間ではしばしば「どの悪魔の実がいちばん強いのか」という議論のなかで、必ずと言っていいほどあげられるのが「ゴロゴロの実」と「ピカピカの実」です。では、このふたつの悪魔の実はどのような違いがあるのでしょうか。

 まず攻撃の破壊力を比較します。ゴロゴロの実の能力者である「エネル」の大技「雷迎」は、莫大な気流と雷のエネルギーを凝縮した巨大な爆弾のような技で、空島「スカイピア」の一部を跡形もなく消し去るほどの破壊力を誇っていました。

 対してピカピカの実の能力者である海軍大将のボルサリーノ(通称:黄猿)は「八尺瓊曲玉(やさかにのまがたま)」という技をマリンフォード頂上戦争で披露しています。この技は海まで届く光のレーザーで、かなりの破壊力を誇っていると考えられますが、作中で島ごと消し去るような描写は確認出来ません。

 ほかにも、黄猿は光の速度で相手を蹴って攻撃していますが、このキックを受けたウルージを倒しきることは出来ていませんでした。単純な技の破壊力だけを比べるとゴロゴロの実のほうが上と考えてもいいかもしれません。

 では、ふたつの能力の弱点についても考えてみましょう。ゴロゴロの実の弱点はいわずもがな「ゴム」です。作中でも、エネルはゴムゴムの実の能力者であるルフィに対し、電撃ではダメージを与えることが出来ず、苦戦を強いられていました。

 対してピカピカの実の能力は作中で弱点に出会った描写はありませんが、光の性質という観点から鏡に弱いことが予想されます。上述した「八尺瓊曲玉」は光のレーザーでの攻撃ですので、鏡を使えば簡単に跳ね返すことが出来るかもしれません。こうして考えると意外にも楽に黄猿の攻撃を防げる可能性があります。

 エネルの電撃での攻撃は、絶縁体のスーツなどを着ることで防げる可能性もありますし、黄猿の「八尺瓊曲玉」も鏡で防げる可能性があるので、弱点については五分五分と考えても良いかもしれません。

 以上の観点から考えると、やはりどちらの能力にも長所と短所があり、優劣をつけるのは難しそうです。

 ネット上でも「エネルと黄猿の戦闘経験などに差があるから悪魔の実の能力だけでは判断できない」「ピカピカはゴロゴロに速さで圧勝できる」「殺傷能力があるからゴロゴロのほうが強そう」など、意見は分かれているようでした。

 エネルと黄猿は今後も登場する可能性が高いと思われます。その際、直接対決があればどういった結果になるのか気になるところです。皆さんはどちらの悪魔の実の能力が強いと思いますか?

(LUIS FIELD)

【画像】えっ、なっが! これが足が上半身の1.5倍ありそうな黄猿です(4枚)

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