「どうしたって人類全滅」「勝ったのに死亡」アニメ主人公・敗北エンドが物議を醸す
主人公死亡からの「復活」に不満の声も?
●『コードギアス 反逆のルルーシュR2』ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア
2006年に放送された『コードギアス反逆のルルーシュ』のTVアニメ第2期にあたる『コードギアス 反逆のルルーシュR2』の主人公「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア(CV:福山潤)」の生死は、ファンの間で特に物議を醸したエピソードです。
2期では、超大国「ブリタニア帝国」支配下の日本を舞台に、「黒の騎士団」が独立戦争を起こすも、騎士団を指揮していた「ゼロ(ルルーシュ)」が失踪したことで大敗した1年後の世界を描いています。最終回でルルーシュは、ブリタニア帝国に立ち向かって皇帝になりました。しかし、ゼロの姿で登場した「枢木スザク(CV:櫻井孝宏)」に剣で胸を貫かれ死亡します。
この死は、ルルーシュ自身が計画した「ゼロ・レクイエム」によって起こったものでした。ルルーシュは全世界の憎悪や悪意を己に集め、自らの命を捧げることで憎しみの連鎖を断とうとしたのです。この結末に、涙を流したファンも少なくありません。
ただ、2期が綺麗な終わり方だったにもかかわらず、2019年に公開された『コードギアス 復活のルルーシュ』でルルーシュが復活したことで物議を醸す結果になりました。SNS上では「無理やり復活させた感が半端ない」「綺麗な終わりのままで良かったのに……」との声があがっていました。
(LUIS FIELD)