【漫画】子供に「根掘り葉掘り聞いちゃいけない」理由 初登校のエピソードに大人たち号泣!
小学校の初登校を終え、家に帰ってきた娘と食事をとる漫画家のはなゆいさん。根掘り葉掘り聞きすぎるのはよくないと知りながらも、今日の学校での出来事を聞いてしまい……? 子供の成長を描いたマンガが話題です。作者のはなゆいさんにお話を聞きました。
娘の成長した姿に感動!
その日は、小学一年生になったまる子ちゃんの初登校日でした。校門までしか見送れなかった母親のはなゆいさん(@hanayuistudio)は、「話したかったら自分から話すから、子供に根掘り葉掘り聞いてはいけない」と思いつつ、我慢できずに学校での出来事を聞いてみます。まる子ちゃんは学校に入ると、何もかもが分からないことばかりだったそうです。しかし、不安で泣きそうになりながらも頑張って行動したことを話してくれて……。
はなゆいさんによるエッセイマンガ『子供に根掘り葉掘り聞いちゃいけない理由』がX(旧:Twitter)上で公開されました。いいね数は9000を超えており、読者からは「泣いちゃいました。頑張りましたね」「周りの人に支えられながらもなんとかなるって経験が成長させるんでしょうね」「子が小学生になるタイミングで思い出せるように参考にさせていただきます!」などの声があがっています。
はなゆいさんは漫画家として活動しており、ADHDの悩みと対策を描いたコミックエッセイ『ただのぽんこつ母さんだと思っていたらADHDグレーでした。』(はちみつコミックエッセイ)が発売中です。
作者のはなゆいさんにお話を聞きました。
ーー今回の『子供に根掘り葉掘り聞いちゃいけない理由』のマンガを描こうと思ったきっかけや背景について教えて下さい。
娘は幼稚園時代、引っ込み思案で自分から友達に話しかけたり、誘ったりはできないおとなしい子でした。そのため、初登校は大丈夫だろうか、分からないことだらけのなかでやっていくことができるのだろうかと心配ばかりしていました。
しかし親の心配以上に、短期間の間に子供がたくましく育っていたことに驚くとともに感動して、この気持ちをマンガにして残したいと思いました。
ーー娘さんの成長する姿がとても印象的でした。今作を描くうえでこだわった点や、気を付けたこと、思い入れのあるシーンなどはありますか?
マンガを描くうえでこだわったことは、体に対してランドセルや荷物が大きかったり、先生と喋るのに見上げないと喋れなかったりする様子など、1年生らしさが伝わるようにしたところです。この見た目の1年生らしさと、小学生になったことが自信となり、殻を破ったアクションのギャップを表現しようとしました。
気に入ってるシーンは娘が泣くのを我慢している表情です。かわいくて気に入ってます。
ーー今作は大きな反響が寄せられています。どのように感じていらっしゃいますか?
多くの方から「我が子の子供時代を思い出した」「我が子が小学生になるときはこんな感じかと思い胸が熱くなった」など、自分の子供に重ね合わせて感動してくださった方からのメッセージを多くいただきました。私がいまでも覚えている幼稚園の先生の言葉が、私を通してほかの方の心にも響いたのかと思うととてもうれしく感じています。
ーー今後はどのような創作活動をされる予定ですか?
忙しく過ごしていると忘れてしまいがちですが、子供は毎日小さな変化をしていると思います。そんな小さな変化に心を配り、マンガにして残していきたいです。あと、私は以前、ADHDのマンガ書籍を出しており、日々楽に楽しく生きるための方法を試行錯誤しています。そんな私が見つけた生活のライフハックも紹介していきたいと思っています。
(マグミクス編集部)