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「もうやめて」「エグすぎて笑う」 グロ、恐怖系ゲームを再現した海外実写映画

『バイオハザート』シリーズなど海外で制作され、ヒットしている人気ゲームの実写映画は少なくありません。最先端のCG技術によって再現された、ホラー映画のシーンには思わずゾッとしてしまうはずです。

年齢制限も必至の怖過ぎ映画の数々

 2023年、国内外で『スーパーマリオブラザーズ』の3Dアニメ映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が大きなヒットを記録しました。また、同年は1993年に日本でも公開された、実写映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』のリバイバル上映も話題を集めています。原作ゲームとの違いや、手作り感のある特殊効果を改めて楽しんだ人も多かったようです。

 これまでも、さまざまなゲームの実写映画が制作されてきました。今回は、そんなゲームの実写化作品のなかでも、ゾッとする描写や残酷シーン生々しく描かれた海外制作の映画を振り返ります。

●『返校 言葉が消えた日』

映画『返校 言葉が消えた日』ポスタービジュアル (C)1 Production Film Co. ALL RIGHTS RESERVED.
映画『返校 言葉が消えた日』ポスタービジュアル (C)1 Production Film Co. ALL RIGHTS RESERVED.

 2017年に発売された台湾発の大ヒットホラーゲーム『返校』を実写映画化した『返校 言葉が消えた日』は、2019年度の台湾映画市場でNo.1大ヒットを記録、日本でも2021年の公開時に大きな注目を集めた作品です。

 原作となったゲームではプレイヤーは、1960年代の戒厳令下の時代にあった台湾を舞台に、誰もいない不気味な夜の学校から脱出を目指すこととなります。道中では不気味なクリーチャーから身を隠す場面もあり、おどろおどろしい雰囲気も恐怖を倍増させていました。残酷描写も多く、R15+の年齢制限となっています。

 原作ゲームのファンというジョン・スー監督が手掛けた映画でも数々の恐怖シーンが再現されており、さらに実写ならではの要素として、当時の台湾がおかれていたリアルな時代背景を色濃く描いています。ゲーム本編をプレイした人からも「ゲームをより深く理解できそう」「血も出てくるしグロい描写もあったけど、ストーリーに物悲しさもあって良かった」「ラストが切なすぎる」と絶賛の声が集まっています。

●『モータルコンバット』

 世界的人気を誇る『モータルコンバット』は、流血、切断、欠損をはじめとするゴア表現が続出することから日本では未発売となっている対戦型格闘ゲームです。地球で選ばれた最強の戦士たちが、魔界の刺客から世界を守るべく熾烈な戦い「モータルコンバット」に挑んでいくストーリーとなっています。

 過去にもコミカライズやアニメ、実写映画などさまざまな形でメディアミックスが展開されており、2021年には新たに実写映画が作られました。

 本編では『モータルコンバット』の代名詞でもある、残虐的なトドメの演出「フェイタリティ」が生々しく再現されており、当然ながら劇場公開時はR15+指定となっています。さらに4DX上映では流血シーンや身体が吹き飛ぶシーンで水しぶきがあがる演出がされており、「回転のこぎりの場面エグすぎ」「グロ過ぎて逆に笑った」などの声も出ていました。

 映画も世界的なヒットを記録したことから、すでに続編制作も決定し、2024年1月に撮影が終わったことも発表されています。さらにパワーアップしているであろう過激なアクションシーンに、ファンからの期待も高まっているようです。

【画像】え…っ? 観たら夢に出てきそう? これが強烈過ぎるゲームの実写映画です(6枚)

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