ワンピース「覇気使い」最強は誰? 規格外の強さに「世界滅びそう」「強者感半端ない」
『ONE PIECE』にはさまざまな強キャラが登場しますが、ひときわ目立つ強さを誇っているのが「覇気」の力です。覇気を使った戦闘の迫力はすさまじく、今後も活躍することが予想されます。そこで今回は、作中でも最強クラスの覇気の使い手たちをみていきましょう。
威嚇しただけで周りが気絶? 悪魔の実以上の「強者の証」に注目
マンガ『ONE PIECE』における強さの指標として、「悪魔の実」の能力が取り沙汰されがちですが、物語が進むにつれて注目度が上がっているのが「覇気」の存在です。
とくに最近の展開では、覇気に覚醒するキャラや覇気を使った戦闘シーンが描かれることも多く、強さを示すうえで重要なファクターであることは明らかです。そこで今回は、作中で最強の覇気の使い手だと思われるキャラクターたちをみていきましょう。
まず最強クラスの覇気を使えるキャラといえば、主人公「モンキー・D・ルフィ」の命の恩人である「シャンクス」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
彼は数百万人にひとりしか素質を持たないとされる「覇王色」の覇気の使い手で、作中でも大きなインパクトを残しました。
434話でシャンクスが、「エドワード・ニューゲート(通称:白ひげ)」の船に乗り込んだときには「少々威嚇した」だけで、「白ひげ海賊団」の大半の船員を気絶させています。
それだけでなく船がギシギシときしみ、船体に小さなヒビが入る描写まであり、いかにシャンクスの覇気がすさまじいかを物語っていました。
また1055話では、ルフィたちの首をとるために「ワノ国」に襲来した海軍大将「アラマキ(通称:緑牛)」の船に向けて、覇王色の覇気で遠距離から威圧します。このときは新入りの船員たちを気絶させて、緑牛を撤退に追い込みました。
このようなシャンクスの覇気による圧巻のパフォーマンスに、ネット上では「いくらなんでも強すぎ」「全力で覇気を使ったら世界が滅びそう」といった声があがったほどです。
そんなシャンクスがかつて所属していた「ロジャー海賊団」の元・副船長で、「冥王」の異名をとる「シルバーズ・レイリー」も、高いレベルで覇気を使いこなす人物です。
ルフィの師匠でもあるレイリーは、人魚の「ケイミー」に付けられた爆弾付きの首輪を覇気で破壊したり、海王類の巣窟である「凪の帯(カームベルト)」を泳いで渡ったりと、人間離れした実力の持ち主でした。
1059話では「黒ひげ海賊団」が「女ヶ島」に攻め込み、四皇「マーシャル・D・ティーチ(通称:黒ひげ)」が元王下七武海「ボア・ハンコック」から能力を奪おうとしているところに、レイリーが現れます。
登場と同時に、周囲を威圧したレイリーの覇気の前に、さすがの黒ひげも焦りの表情をみせ、島から撤退しました。
そのシーンを見た読者からは「強者感半端ない」「引退した海賊が現役の四皇を止めるのは冷静に考えてすごい」などの声があがり、老いたとはいえ、レイリーを高く評価する声も目立ちます。