「今度は原作通りに」「令和コンプラだと無理?」 再アニメ化が望まれる懐かし名作
「同じ作者の別作品は最後までアニメ化されたのに…!」

●『RAVE』
「週刊少年マガジン」にて1999年から2005年まで連載された『RAVE』(著:真島ヒロ)は、2001年にTBSでTVアニメ化されています。全51話が放送され、コミックス全35巻のうち12巻までの内容が描かれました。
本作は、50年前に光の聖石(レイヴ)と闇の魔石(ダークブリング)が戦争を起こし、10分の1が破壊された世界が舞台になっています。そして50年後の現在、2代目レイヴマスターに選ばれた主人公「ハル・グローリー」は、世界を救うために旅へ出るのでした。
TV放送時は、TBS土曜17時のアニメ枠にて「シンフォニア編」までの内容が放送されました。上述のように原作の3分の1ほどの内容であり、最終回は中途半端な形で幕を閉じています。そのようなアニメ版に対し、原作ファンからは「終盤のストーリー展開に違和感があるので、原作準拠で最後までやってほしい」「後半の伏線回収をアニメで観たかった」と不完全燃焼な人が多いようです。
また真島先生原作の別作品『FAIRY TAIL』が終幕までアニメで放送されたことを引き合いに、「ストーリー性もすごく似ている作品だから絶対に再アニメ化すべき」「逆になぜこの作品は再アニメ化しないのか」といった意見もあり、アニメ化から20年以上の時が経った今でも、たびたびSNS上で話題になっています。
(LUIS FIELD)