「柱稽古編」3話で風柱と蛇柱のアニオリ追加 本編で描かれていない「理由」とは?
TVアニメ『鬼滅の刃 柱稽古編』3話は、全編にわたってアニメオリジナルシーンがふんだんに盛り込まれていました。注目したいアニオリシーンが、「風柱」の「不死川実弥」と「蛇柱」の「伊黒小芭内」が落ち合うシーンです。ふたりは、お互いをどう思っているのでしょうか。
風柱と蛇柱の意外な関係
TVアニメ『鬼滅の刃 柱稽古編』第3話は、全編にわたってアニメオリジナルシーンがふんだんに盛り込まれていました。なかでも注目したいのが、「風柱」の「不死川実弥」と「蛇柱」の「伊黒小芭内」の姿です。
第1話でも、正体不明の鬼を柱ふたりで追うシーンが圧巻の作画で描かれました。「那田蜘蛛山編」でも、「水柱」と「蟲柱」がお館様の命を受け、任務に向かっています。第1話でも、実弥と伊黒が共闘したのは、お館様か、その代理を務める妻「あまね」など、誰かの判断だったのかもしれません。
一方、第3話では、実弥が伊黒を呼び出したようです。そして、落ち合ったふたりは第1話の鬼の討伐で見た城について語り合います。鬼が出没しないいまの状況を「嵐の前の静けさ」と危惧する伊黒が「お前にひとつ提案があるんだが」と切り出すと、実弥も同じことを考えていたことが分かります。実弥は「俺と勝負しろ!」と刀を地面に突きつけます。
実は、ふたりは「仲が良い」という公式の設定があります。『鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐』の「柱相関言行録」というコーナーで、柱たちがほかの柱をどう思っているかが書かれています。実弥から見た伊黒は「一番気が合う」で、さらに驚くことに、伊黒から見た実弥は「気が合う友達」だというのです。伊黒が「恋柱」の「甘露寺蜜璃」を気にかけているのは多くのファンが知るところですが、実弥への評価は意外、と思う人も多いのではないでしょうか。
ちなみに、伊黒がほかに話をする相手は「炎柱」の「煉獄杏寿郎」で、「よく話す。好き。性格が良い」とかなりの高評価です。また、「霞柱」の「時透無一郎」は「たまに話す」とのこと。また、実弥が「ちょいちょい声をかける」相手は、「胡蝶しのぶ」で、元「花柱」で、故人の「胡蝶カナエ」の妹であることが理由とのことです。伊黒がたまに話す無一郎とは「あんまり話したことない」と書かれています。
ふたりとも、「よく話す」柱はそう多くないことから、やはり人づきあいは得意でなかったり、好まなかったりするのでしょう。過去にも、ふたりが絆を深めるエピソードがあったのかもしれません。「柱稽古編」はこれまでのエピソードのなかでも、とりわけアニオリが多い構成となりそうです。今後も、実弥と伊黒の「仲良し」な様子が描かれるのでしょうか。
※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記
※煉獄の「煉」は「火+東」が正しい表記
(マグミクス編集部)