意味深発言も多数? 『ワンピ』今後の再登場で盛り上がりそうなキャラ
人気キャラが多い『ONE PIECE』では、「再登場しそうなキャラ」予想はファンの間で熱く議論されるテーマのひとつです。とくに人気キャラや意味深な伏線を残しているキャラは、再び活躍することへの期待値が高いでしょう。
再登場までどれくらい焦らされる?
マンガ『ONE PIECE』には数々の魅力的なキャラが登場し、なかには長いブランクを経て再登場するキャラも珍しくはありません。最終章が盛り上がりを見せているなか、ファンから再登場が期待されている人気のキャラには誰がいるのでしょうか。
主人公「モンキー・D・ルフィ」と因縁が深い相手である、海軍中将(初登場時は大佐)の「スモーカー」は再登場が期待されるひとりです。初期はルフィを執拗に追いかける天敵のような立ち位置でしたが、紆余曲折を経て「アラバスタ編」や「パンクハザード編」で共闘する姿も見られるなど、腐れ縁のような存在になっていきます。そんなスモーカーは、パンクハザードで当時王下七武海だった「ドンキホーテ・ドフラミンゴ」に敗北したのち、第793話で療養中の姿が描かれて以来、原作では登場していません。
物語の展開で自然と出番も減るのも仕方がないですが、作中初の「ロギア(自然)系」の悪魔の実である「モクモクの実」の能力者として登場した彼の人気は、今も高いようです。初期の存在感に比べてあまりの登場の少なさに、ネット上では「ここぞというところで重要キャラとして登場するのではないか」「再登場まで焦らされてる感じ」「覇王色の覇気を身に着け、モクモクの実を覚醒したスモやんが出て来ることを信じてます」などといった意見、願望も見られ、多くのファンはこのまま登場せずに終わることはないと思っているようです。
また、ほかにルフィがかつて戦った敵のなかで再登場が期待されているのは、「ホールケーキアイランド編」で激闘を繰り広げた「ビッグ・マム海賊団」の最高幹部「スイート3将星」」のひとり、「シャーロット・カタクリ」です。敵ながらルフィの実力を認め、対等に戦おうとした、漢気あふれる彼の姿に魅了された人も多いでしょう。その後の「ワノ国編」ではビッグ・マム海賊団の何人かが登場しているものの、カタクリの姿はなかったため、行方を気にするファンもいました。
カタクリがワノ国にいなかった理由は、扉絵連載「ジェルマ66のあゝ無感情海遊記」で、「黒ひげ海賊団」の手により彼の妹である「シャーロット・プリン」が拉致されていたからです。同エピソードでは「ホールケーキアイランド編」後の「ジェルマ66」の逃走劇が描かれ、ジェルマたちへの攻撃を試みるカタクリの姿もありました。しかし、その騒動に紛れて「黒ひげ海賊団」が「ホールケーキアイランド」を襲撃していたのです。
その後、プリンが誘拐されたことが明かされた第1063話の扉絵では、カタクリと同じスイート3将星「シャーロット・クラッカー」が、黒ひげ海賊団に加担する「クザン」の「ヒエヒエの実」の能力で、氷漬けにされている姿が描かれています。
カタクリは家族想いなキャラクターなので、プリンを救うため黒ひげ海賊団を追いかけている可能性もありそうです。ネット上では、「再登場して黒ひげ海賊団と激突する場合、黒ひげと対立する他のキャラとの共闘も見られるのでは?」といった、アツい期待の声も出ていました。