『ワンピ』衝撃事実で魚人島の巨大船「ノア」の役割が分かりそう? 「これしかない」
人気マンガ『ONE PIECE』の「魚人島編」では、「ノア」という謎の巨大船が登場しました。同編では明らかになることがなかった「ノア」について、最新展開で少しずつその役割や作られた目的が見えてきたようです。
魚人島編にて登場した謎の船「ノア」は何のために作られた?
大人気マンガ『ONE PIECE』のコミックス第61巻から始まる「魚人島編」では、謎の巨大船「ノア」が登場しました。800年以上前に魚人島民が総出で作った船とのことですが、魚人島での物語ではノアが何のために作られたのかは明かされず、長い間「ノア」は作中の大きな謎のひとつとなっていました。しかし、最新展開にて明かされた衝撃事実の影響で、少しずつノアの謎が解明されそうな展開になっています。
※この記事は『ONE PIECE』単行本第108巻以降のコミックス未収録分のネタバレを含みます。ご注意ください。
まず、現段階でノアについて分かっていることは、魚人島の半分くらいのサイズの巨大な船であるということ、海王類が引くために造られたものであること、そしてノアを直せるのは「ある一族」のみであること、といった情報だけです。
魚人島での戦いで、ルフィはやむを得ずノアを攻撃しボロボロにしてしまいますが、その際に海王類が「直るかな 直るといいね 約束の時までに」と、まるでノアがいつか使用されるような口ぶりで話していました。さらに、「直すにはあの一族の力が必要だが 時代が変わった……」と語っており、普通の人間ではボロボロのノアを直すことができないことを示唆しています。
また、ノアについて魚人島の国王である「ネプチューン」は、「『偉大なる人物』と交わした「約束」をあの船はじっと海底にて待ち続けておる」「未だ『使命果たされぬ舟』なのじゃもん」と発言しており、ノアには何かしらの使命があることが分かります。この「偉大なる人物」については、第647話でネプチューンが言った「約束は果たせぬようじゃもん……ジョイボーイ…」というセリフから、「空白の100年」の間に実在したと言われる人物「ジョイボーイ」であることが有力とされています。
謎の巨船ノアは、いったい何のために造られたのでしょうか。その答えになりそうな衝撃事実が、『ONE PIECE』第1113話以降にて明らかになりました。
1113話から世界に向けて配信を始めた天才科学者「Dr.ベガパンク」は、近い将来「世界は海に沈む」という事実を発表しています。さらに、ベガパンクは「世界は一度海に沈んだのだ!!!我々は今かつての『大陸の断片』の上に暮らしておるのじゃ!!!」とし、「空白の100年」のなかで起きた「天変地異」の影響で世界が沈んだことを語っています。
ベガパンクはこの天変地異を、「人為的災害」と言っていました。1060話では、「世界政府」の頂点にいる謎の人物「イム様」の命令で、謎の兵器のようなもので「ルルシア王国」が消されます。その際に、世界規模で1m近い海面の上昇が起きており、おそらく空白の100年の間にもこのようなことが何度も起こされていたと思われます。
これらの新事実より、ネット上では魚人島のノアの使命や、ジョイボーイとの約束についての考察も白熱しているようです。