【漫画】風邪を引いた友人から、変なメール 「バルス!」が発動してしまう…?
友人から届いた、謎のメール。「風邪をひきました」「見舞い品として鍋の具材をお持ち下さい」。これを見て、友人たちがそれぞれ鍋の具を持って集まります。2016年に描かれた、マンガ作品『金曜日、蟹をのせて』がTwitterに公開されると、読者からは「こういうのが読みたかった」「傑作」などの声があがっています。
風邪を引いたので、見舞いに「鍋の具」をというメールが

友人から届いた、謎のメール。「風邪をひきました」「見舞い品として鍋の具材をお持ち下さい」。これを見て、友人たちがそれぞれ鍋の具を持って集まります。
彼らを待っていたのは、本当に風邪を引いていた友人と、実家から届いたという立派なカニ!
2016年に描かれた、マンガ作品『金曜日、蟹をのせて』がTwitterに公開されると、読者からは「こういうのが読みたかった」「傑作」などの声があがっています。
作者である漫画家の朝陽昇さん(@asahinoboru888)に、作品についてお話を聞きました。
ーー『金曜日、蟹をのせて』の物語が生まれたきっかけはありましたか? また、2016年の作品を2020年にTwitterで公開した経緯を教えて下さい。
「コミティア」頒布用に描きました。発想元は大学生の時「スーパーの開店セールで安かったから」と友人がカニをまるまる買ったので数人で鍋にしたんですけど、ちょうどその日『天空の城ラピュタ』の放送があったので食べながら観た、っていうのが楽しかったなっていう記憶です。
紙の本が完売してからnoteやpixivでは公開していましたが、Twitterにはまだだったので載せてみました。

ーーたくさんの感想が寄せられていますが、特にうれしかった感想の声、印象に残った読者の声について、教えて下さい。
まず感想はどれもこれもありがたいのですが、夢と現実が混ざる感じが「分かる」「好き」と言ってもらえたのには予想外のうれしさがありました。みんなもカオスな夢を見るんですね。楽しいですよね。私は夢が楽しくて1日中寝てしまうことがよくあります。
ーー朝陽昇さんの漫画家として、商業でのデビューの経緯を教えていただけますか?
20歳で「週刊少年マガジン」の新人賞でデビューしたんですが、描いたり描かなかったりっていうのを繰り返しているので長くやっているわりに経歴が薄いです。あと描くのがめちゃくちゃ遅いです。
ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
Twitterは別媒体でのマンガ掲載のお知らせ役として使っていたのですが、まるまる載せるとたくさん読んでもらえるのが分かったので、今後も折に触れ新旧マンガを載せていこうと思います。個人でも商業誌でも描いていきますので、見つけたら読んでいただけるとうれしいです。
(マグミクス編集部)