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「精神崩壊級」「何回観てもムリ」 原作の衝撃シーンを忠実に再現したアニメ

衝撃のトラウマ「儀式」

『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION』「蝕」のビジュアル (C)三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS
『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION』「蝕」のビジュアル (C)三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS

●目の前で恋人を凌辱される『ベルセルク』

 主人公「ガッツ」の復讐の旅を描いたダークファンタジー『ベルセルク』(著:三浦建太郎)は、躊躇のない残酷描写、性描写も有名な作品です。特に、ガッツの過去を描いた「黄金時代篇」終盤の「蝕」の場面は、マンガ界屈指のトラウマシーンとして語り継がれてきました。

 その「蝕」の場面は、最初のアニメ化作品『剣風伝奇 ベルセルク』の24話と25話、黄金時代篇を描いた映画3部作の最終章『ベルセルク黄金時代篇III 降臨』、映画シリーズをアニメ用に分割、編集したTVアニメ『ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION』の11話から13話でも描かれます。

 ガッツが所属していた傭兵団「鷹の団」の、カリスマ的な団長「グリフィス」は、ガッツが鷹の団を去った後、自暴自棄になって仕えていた「ミッドランド王国」の王女「シャルロット」と肉体関係を持ったことで罪に問われます。

 激しい拷問の末、ガッツや仲間に救い出されるも再起不能になったグリフィスは絶望し、人間が超越的存在である「ゴッドハンド」に転生するための儀式「蝕」を引き起こしました。そして、鷹の団の仲間は召喚された怪物「使徒」に次々と殺害されていくのです。少しでも仲間を救い逃げ出そうとするガッツの前で、ゴッドハンドの「フェムト」に転生したグリフィスは、見せしめのようにガッツの恋人「キャスカ」を凌辱しはじめました。

 各アニメ版でも、鷹の団の仲間たちの無残な最期、魔物に左手を食われながらキャスカを助けようと叫び抗うガッツや、キャスカの恍惚とした表情まで、じっくりと再現されています。ネット上ではそれぞれ、「『剣風伝奇』は年齢制限なしでキャスカの身体が細部まで描かれてて、今思うとすごいな」「たまたまTVつけて『剣風伝奇』の『蝕』見て永遠のトラウマになった」「キャスカもなんか受け入れちゃってる感じが辛い」「黄金時代篇も原作の絶望的な雰囲気がそのまま」「映画でも感じたけど、蝕のガチ描写といい、スタッフの本気度を感じる」など、蝕の凄惨さを際立たせる再現度が評価されていました。

(LUIS FIELD)

【画像】え…っ?これを地上波で? これが衝撃シーンを再現したアニメです(6枚)

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