『ワンピ』最近再登場し「意味深な反応」を見せるキャラたち 「何を知ってるんだ」
人気マンガ『ONE PIECE』は「エッグヘッド編」に突入してから、物語の根幹に関わる謎が次々と明らかになっています。そうしたなか、最新展開で描かれたある場面では、さまざまなキャラが意味深に描かれていました。
エッグヘッド編にて懐かしのキャラが再登場?
※この記事には、『ONE PIECE』のコミックス未収録分のエピソードに関する情報が含まれています。ご了承の上お読みください。
「エッグヘッド編」に突入してからの『ONE PIECE』では、物語の核となる真実が次々に明かされています。最近の展開では、天才科学者「Dr.ベガパンク」が世界中に向けて発信した「ある真実」が、多くのファンに衝撃を与えました。そのさなか、さまざまな懐かしいキャラクターたちが再登場し、話題を呼んでいます。彼らの姿が再び描かれたことには、どのような意味があるのでしょうか。
1113話からベガパンクによる配信が始まって以降、「世界はもうすぐ海に沈む」「『空白の100年』の間に水位が200mほど上がり(おそらく人為的に)、かつて存在した大陸が沈んだ」など衝撃事実が発表され、その内容に反応する数々のキャラの姿が描かれました。そのなかには「ゾウ編」から「ワノ国編」まで「麦わらの一味」とともに行動をした「ミンク族」の人びとや、「ナミ」の故郷「ココヤシ村」の住民たち、「デービーバックファイト編」でルフィたちと勝負した「フォクシー海賊団」といった懐かしのキャラがいます。
そのように数え切れないほどのキャラが再登場しているなかで、ネット上で特に注目を集めているのが、ベガパンクの言葉に世界中の人びとが驚いている一方で「……」と意味深に沈黙している複数のキャラの姿です。彼らは「何か真実を知っているのではないか」と、話題になっていました。
1114話以降で、ベガパンクの発言を聞いて思案しているかのような姿を見せたのは、元海軍大将のひとりで現在は「黒ひげ海賊団」の一員である「クザン」、現海軍元帥の「サカズキ」、革命軍参謀総長の「サボ」、表向きは失踪中であるアラバスタ王国の王女「ネフェルタリ・ビビ」、「ロロノア・ゾロ」の亡き幼なじみ「くいな」の父である「霜月コウシロウ」、元BW(バロックワークス)のエージェントである「ミス・ゴールデンウィーク」こと「マリアンヌ」、秘密裏に世界政府の頂点に君臨する謎の人物「イム様」です。
ほかにも、ロングリングロングランドの住民で、かつて麦わらの一味やクザンに助けられた老人「トンジット」や、麦わらの一味の考古学者である「ロビン」も沈黙しています。また、シルエットと後ろ姿しか描かれなかったものの、おそらく巨人族でロビンの恩人である「ハグワール・D・サウロ」と思われる人物も、沈黙したあとに「デレシシシ!!」と笑っていました。
この描写に関して、ネット上のファンの間ではさまざまな憶測が飛び交っています。「サボは自分が目の当たりにしたルルシア王国の惨劇と、世界政府の真の狙いとを結びつけてるんじゃないか」「コウシロウは確実に何か知っている気がする。父であるコウ三郎から何か聞いてるのでは?」「ロビンがたくさん情報を知っているのはもちろんとして、サウロもオハラに残った書物から何か情報を得てたのかな」「再登場したミス・ゴールデンウィークがベガパンクの頭の林檎にそっくりな帽子をかぶってるのは、実はベガパンクの子供的な存在だからでは」など、わずかな描写から多様な考察が生まれていました。
また、サカズキは放送に対し「全部 喋ってくれるのう…ベガパンク」と言っていたほか、元元帥のセンゴクも放送を聞いて汗をかきながら煎餅を一気に食べるという意味深な姿を見せています。やはり元帥にまで出世すると、「空白の100年」や世界の秘密に関する情報はおおむね知らされることになるのかもしれません。
さらに、今後の展開で重要なキャラになるであろうビビは、父であるアラバスタ王国の「コブラ王」が「五老星」やイム様に殺されたことを知っているはずなので、今回の反応には何かしら意味があると考えられます。
たとえば、コブラ王が代々受け継いできたと言っていた先祖の「リリィ」の手紙をビビが読み、すでに「空白の100年」について知って自分のなかで答え合わせをしている可能性もあるでしょう。
ベガパンクが発表している衝撃の事実により、たくさんの懐かしいキャラが描かれました。上述した沈黙していた人物たちや、その他さまざまな反応を見せていたキャラたちは、今後なにかしら重要な役割があるのでしょうか。彼らの動向から目が離せません。
(LUIS FIELD)