【漫画】残業の妻のため、夕飯を作った夫 感謝されると思いきや…まさかの展開に「膝がガクガク」
妻が仕事で残業になると連絡があったため、夕飯を作ることにした夫。しかし、帰宅した妻は、なぜか夫が作った料理を見て激怒して……。Instagramで公開されたマンガが、「あるあるですね!」と話題の作者、ニシムラマコジさんにお話を聞きました。
夕飯を作った夫に、妻が意外な反応!
夫が作った夕飯に妻が激怒した理由について描いたマンガが、Instagramで300以上のいいねを集めて話題となっています。
妻が仕事で残業になると連絡があったため、夕飯を作ることにした夫。妻からの感謝の言葉を期待した夫でしたが、帰宅した妻は、なぜか夫が作った料理を見て激怒して……。読者からは、「あるあるですね!」「良かれと思ったのに、地雷を踏んでしまうこと、ありますよね」「奥様の気持ちも理解できます」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、Instagramでマンガを発表している、漫画家のニシムラマコジさんです。ニシムラマコジさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーー普段から料理はされるのですか?
結婚してからはなぜか「料理は妻担当、それ以外の家事はすべて僕担当」という分担が定着しています。冷静に考えると、バランスがおかしいのですが……。それがゆえに基本的に料理は妻任せで、作るとしても妻が仕事で遅くなるときぐらいですね。凝った料理を作っても妻からダメ出しをされる可能性が高いので、最近はブロッコリーを茹でたり、冷凍の餃子を焼いたりなど、簡単なことしかしていません。
ーー奥様から思わぬ反応が返ってきたとき、どのように感じましたか?
てっきりご飯を作ったことを喜んでくれると思ったので、かなりの衝撃を受けました。「ウソでしょ?!」という思いで、膝がガクガクしましたね。
ーー今回のエピソード以外にも、「思っていた反応と違う」と思った奥様との出来事はありますか?
例えば、僕が足をぶつけて痛がっているとき、心配してくれるかと思いきや、妻は僕の歪んだ顔を見て爆笑していました。また、妻から荷物を運ぶよう頼まれたとき、ちょうどお腹が痛かったので、「あとにしてくれ」というと、「もらしてもいいから、いますぐ運んで」といわれ、驚愕したこともありました。ほかには、サプライズ的な感じで喜んでもらおうと、妻が不在のときに家じゅうをピカピカにしたら、帰宅した妻から「家事をやりすぎだ!」と激怒されたことも。「そんなに完璧に家事をやられたら、私の立場がない」という感じだったらしいのですが……。
まだまだいろいろとありますが、このように、僕の日常はなにかと理不尽であふれています。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
妻をネタにした作品は、結構同情していただける意見が多いのですが、今回は「奥さんの気持ちも分かるな~」という意見もありましたね。僕の苦しい立場を応援してくれる女性の声が意外と多いので、励みになっています。
ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか?
本格的に描き始めたのは大学生になった18歳からですが、適当なマンガは小学生の頃からたくさん描いていました。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
うちの妻は結構怖いのですが、同じような立場でビクついている男性たちに共感していただけるのではないかと思い、このような形でまとめてみました。妻をネタにした作品はほかにもいろいろと、定期的に描いています。
ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。
妻が看護師長をしていて、仕事でいろいろと大変みたいなのですが、「いつかそのエピソードをうまいことまとめて作品にしてみたいな」と考えています。なんだかんだいっても妻にはお世話になりっぱなしなので、いつも感謝しています。
(マグミクス編集部)