「産屋敷ボンバー」「煉獄さん」… 視聴者「号泣」の『鬼滅 柱稽古編』最終話
2024年6月30日(日)に、『鬼滅の刃 柱稽古編』の最終話が放送されました。放送時間が60分に拡大され、多くの注目シーンが描かれただけでなく、ラストにはサプライズ演出も用意されました。『柱稽古編』の最後に、どのようなことが起こったのでしょうか?
映画と変わらないほどの神作画

TVアニメ『鬼滅の刃 柱稽古編』の第8話「柱・結集」が、2024年6月30日(日)に放送されました。最終回は放送時間が60分に拡大され、最初から最後までファンを釘付けにする演出が絶えませんでした。
※本記事はアニメ『鬼滅の刃』第8話の内容を含みます。視聴前の人はご注意ください。
前回の第7話は、鬼の親玉「鬼舞辻無惨(CV:関俊彦)」と鬼殺隊の最高管理者で「お館様」こと「産屋敷耀哉(CV:森川智之)」が初めて顔を合わせたところで終わりました。そして第8話では、一族として鬼の討伐を目指してきたお館様の胸中や、産屋敷家と無惨が同じ一族だったことなどが無惨に語られます。
一方、7人の柱と主人公の「竈門炭治郎(CV:花江夏樹)」は、異変を察して産屋敷邸を目指していました。しかし、それぞれが屋敷を目の前にしたときに、事前に仕掛けられていた爆薬によって産屋敷邸が大爆発します。お館様はもちろん、寄り添っていた妻の「あまね(CV:佐藤利奈)」と娘ふたりも巻きこんで自爆し、無惨を吹き飛ばしたのです。
原作において爆破シーンは見開きのみでしたが、アニメ版では、爆破する瞬間がスローモーションになり、およそ1分に渡って描かれました。本物の爆発と思ってしまうほど鮮明で迫力のある映像に、ネット上では「まるでアクション映画」「アニメの域を超えている」などの反響があがっていました。ちなみに、このシーンをひと言にまとめた造語「産屋敷ボンバー」がX(旧Twitter)のトレンド入りするほど盛り上がりました。
その後、爆発からようやく回復した無惨に「珠世(CV:坂本真綾)」、「悲鳴嶼行冥(CV:杉田智和)」と、連続して強力な攻撃が繰り出されます。しかし、悲鳴嶼に首を潰されるも無惨は死にません。
首を切っても死なないことが判明してすぐに、ほかの柱や炭治郎が産屋敷邸へ集結します。無残と柱たちによる戦いが始まるかと思われたその瞬間、「鳴女(CV:井上麻里奈)」によって柱7人と炭治郎、さらに「嘴平伊之助(CV:松岡禎丞)」、「我妻善逸(CV:下野紘)」、「不死川玄弥(CV:岡本信彦)」といったほかの隊士が次々と「無限城」に引き込まれました。
最終話は原作マンガを補完する描写が多く、原作では2コマほどだった無惨と悲鳴嶼のバトルシーンは、疾走感あふれる迫力満点のアニメーションになっていました。また、炭治郎たちが無限城に落下する場面では柱や炭治郎だけでなく、善逸や伊之助、隊士たちがそれぞれ落下する様子も描かれています。さらに、底が見えず広大な無限城内も、細部まで再現されていました。