『鬼滅の刃 柱稽古編』最終話の衝撃シーン 「1番マトモ」な思考をしていたのはまさかの無惨だった?
TVアニメ『鬼滅の刃 柱稽古編』最終話では、産屋敷邸が爆発し、お館様こと「産屋敷耀哉」が妻の「あまね」とふたりの娘もろとも「鬼舞辻無惨」のおとりとなって爆死するという、衝撃的なシーンが描かれました。このシーンで、「人命について常識的な考えをしていた」のは、意外な存在でした。
凄絶な場面で、たったひとりだけ「常識的」だった?

TVアニメ『鬼滅の刃 柱稽古編』最終話では、産屋敷邸が爆発し、お館様こと「産屋敷耀哉」が妻の「あまね」とふたりの娘もろとも爆死するという、衝撃的なシーンが描かれました。慈愛に満ちたお館様の死に、涙を流した視聴者も多かったようです。
しかし、いくら「鬼舞辻無惨」を倒すためとはいえ、「妻子を巻き添えにするのはどうなのだろうか?」とお館様の作戦に疑問を抱いた視聴者も少なくありません。お館様自身も、無惨との対話のなかで「かわいそうな子供たちは大勢死んだ」と語っており、歩ける間は墓参りも欠かさなかったことから、若い命の犠牲の上に鬼殺隊が成り立っていることに胸を痛めていないわけではないでしょう。産屋敷邸に妻子の姿がなければ、無惨を完全に油断させることができなかった可能性があるとはいえ、「ほかにやりようはなかったのか?」と思わずにはいられません。
爆破された無惨ですら、「あの男は完全に常識を逸している」と、お館様の考えの異常性について考えていました。さらに意外なことに、「妻と子供は承知の上だったのか?」と、妻子についても考えをめぐらせていたのです。すぐに「よせ、今考えることではない」と打ち消していますが、このシーンだけ切り取ると、「いたって常識的」な思考をしていたのは無惨ただひとりだったといえます。
無惨に毒をねじ込んだ「珠世」は吸収されて死ぬ覚悟だったでしょうし、「岩柱」の「悲鳴嶼行冥」をはじめ、駆けつけた柱や「竈門炭治郎」たちは怒りに打ち震え、自らの命を犠牲にしても無惨を倒す決意だったはずです。
その場にいた者たちのなかで「唯一、人命について常識的な考えをしていた」のが、根本にある考え方は身勝手で「悪」そのものである無惨だけだったというのは、ごくわずかな時間とはいえ、なんとも皮肉なものです。
(マグミクス編集部)

