マグミクス | manga * anime * game

2024年上半期のアニメ映画「No.1」決定か? 1位は『ガンダム』を圧倒した作品【結果発表】

2024年6月24日から実施した、読者アンケート企画「上半期終了! 30作品を越えるアニメ映画で”No.1”だった作品は?」の結果を発表します。興行収入以上が好調だった作品もさることながら、ファンを惹きつける強烈な魅力を持つ個性派が上位に並ぶ結果となりました。

1位は2位にダブルスコア近い大差に

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』メインビジュアル (C)創通・サンライズ
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』メインビジュアル (C)創通・サンライズ

 マグミクス編集部は「上半期終了! 30作品を越えるアニメ映画で『No.1』だった作品は?」と題して、2024年6月24日から7月1日までの期間、読者アンケートを実施しました。今回は総投票数1329票のアンケートから、上位3作品を見てみましょう。

●3位:『クラメルカガリ』(105票)

 3位にランクインした『クラメルカガリ』は、日々迷宮のごとく変化する炭砿町・箱庭を絵地図に記す少女「カガリ」と同業の幼なじみの「ユウヤ」を中心に物語が展開する青春ストーリーです。塚原重義監督による初の長編アニメ『クラユカバ』のスピンオフとして成田良悟さんが執筆した小説を原案とする本作は、塚原監督にとっては2作品目の長編となります。

 なお今回のランキングの4位には、『クラメルカガリ』と同時に劇場公開された『クラユカバ』が104票と1票差でランクインしました。7月上旬現在、どちらも上映している映画館は限られていますが、チェックしたい人は7月24日に予定されている2作を収めたBlu-ray BOXの一般発売を待ちましょう。

【回答者の声】
・塚原重義監督による独特な世界観がいいです。地下のクラガリに潜む謎……ゾクゾク来る人は多いでしょう。
・成田良悟×塚原重義の化学反応。『クラユカバ』と同じ世界観ながら、こちらはさわやかな物語が光る!
・クチナワ老人に代表される過去の暗さに対して、カガリら下の世代が持つ芯のある明るさが良かった。
・レトロフューチャー、スチームパンク、青春……細部まで見逃せない大好きな世界観。
・キャラクターの独特なしゃべり方、繊細な背景と効果、それによる高度な世界設定と、謎を提示し続けることによる物語の面白さと痛快さが絶妙にして大胆。
・『デュラララ!!』のキャラもカメオ出演。成田良悟ファンにも観てほしい。

●2位:『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(218票)

 2位は『機動戦士ガンダムSEED』シリーズにとって待望の新作となった『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』でした。約20年ぶりながら「これぞエンターテインメント」という内容で、最終的には興行収入48億円を超えて歴代「ガンダム」シリーズでも断トツのヒット作となりました。

 回答者から挙がった好きなシーンは多岐にわたり、本作の満足度の高さが伺えます。そのなかでも目立ったのはマイティーストライクフリーダムガンダムの登場シーン(「Meteor-ミーティア-」が流れるシーン)と戦闘シーン、そして衝撃的だったズゴックの登場シーンでした。こうした名場面を振り返りたい人は「Amazon Prime Video」の配信で見直してみましょう。

【回答者の声】
・すべてが最高だった。公開を待ち続けた甲斐があった。
・マイティーストライクフリーダムガンダムの無双シーン。
・ズゴックが初登場でゆらりと立ち上がるところなど、数え切れないほどのオマージュがあり最高でした。
・「Meteor-ミーティア-」が流れた時の鳥肌感!
・後半に笑える場面が散りばめられていて、観終えたあとに「楽しかったー!」と感じられた。
・キラとアスランの殴り合い(?)のシーン。
・破廉恥な妄想……。
・イザークとディアッカの登場シーン。しかもデュエルとバスターにミーティアとは。震えました。

【画像】えっ、欲しすぎ! こちらが売れまくっている劇場版『SEED』ガンプラです(5枚)

画像ギャラリー

1 2 3